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果実はひとつ、
熟り続ける。
きみが折れる、
その時まで。












           了。
こけこっこーで、
お目覚めっぽ。
お天気晴れたら、
お散歩っぽ。

窓の向こうを、
ちょっこり覗けば、
お外はとっても、
ご機嫌っぽ。

おべんとおむ ....
雨が降る。
傘はいらない。

雨が好きな月もあれば、
雨が嫌いな月もある。

二月の雨が、
どちらなのか。

それはこの雨と、
君だけが知っている。

 ....
惚れるひとつ。
溺れるふたつ。

ここにひとつ影。
ふたつ追憶に溺れる。

果てる波みっつ。
月の滴り糧にして、
傾くが儘に流れ征く。

果ての浄夜は音も亡く、
地を這う我影、
唯ひとつ。
底のない鏡に向かい、
自戒を込めて。




近しい人に、
わかる言葉だけで、
書きはじめると。

あなたは途端に、
「うた」を喪います。

声 ....
るぅ、




りる、
りらぁ。

ふるりらぁ。


小さく、
目を開けて。


鍵盤の上、
踊ってるよ。

こびとさんたち。



 ....
「あなたはね。
 卵から生まれたの。
 それはそれは痛くって、
 とっても大変だったのよ。」

それが母の口癖だった。

嬉しいことがあったときも、
悲しいこと ....
隣の白蛇が、
皮を脱ぐ。

彼は失恋すると、
いつも絶食して、
いつも脱皮する。

センチメンタルなのだ。

脱皮する少し前から、
蛇の目は白濁しはじめる。 ....
救急車が来ない。

だから、
ないてみた。

ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。

ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。

救急車は来ない。

周りには、
こんな ....
こんこんこん。
と、
扉がいったので。

とんとんとん。
と、
返しました。

外に出る。
と、

誰もいませんでした。








 ....
うんちくんたちは、
考える。

やわやわうんちは、
柔軟に。
かたかたうんちは、
堅実に。
からからうんちは、
狡猾に。
ふみふみうんちは、
卑屈に。

 ....
地底人さんの朝は早い。

日の昇る前から働いて、
せっせせっせと働いて、
日が暮れたって、
月が笑ったって、
まだ働く。

地底人さんは穴を掘る。
くる日もく ....
おおきなお空の、
でっかいおめめさん。

まんまるね。
あかるいね。
あったかいね。

お空を見上げたら、
いつもあなたがいるの、
いつもあなたが見ているの。 ....
陽は斜めに、
影は長く伸びる。

あの足跡まで、
もう少し。

ようやく影が、
足跡を捕まえた時。

旅人は、
部屋を出た後だった。

カーテン。
ふ ....
純粋ならざる錬成から生まれ、
おぞましき獣となりて、
いまだ人ならず。

異物、
或いは汚物を喰らい、
蛆と成り果て、
蔑まれようとも。

いつか人と呼ばれる ....
僕らは離れた丘に立った、
三本の木。

それぞれの丘で、
大地に根を張って、
太陽に手を伸ばしてる。

空には三つの太陽。

奴らは、
気ままに回って、
 ....
ルナクさんのPULL.さんおすすめリスト(107)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_金曜日の果実。_」- PULL.自由詩7*06-3-3
「_っぽ。_」- PULL.自由詩19*06-3-2
「_日曜日は雨で。_」- PULL.自由詩13*06-2-26
「_ひとつふたつ。_」- PULL.自由詩13*06-1-30
「_夜旅。_」- PULL.自由詩12*06-1-16
「_底のない鏡。_」- PULL.自由詩6*05-12-14
「_夜想。_」- PULL.自由詩10*05-12-14
「_たまご。_」- PULL.自由詩15*05-12-11
「_皮を脱ぐ。_」- PULL.自由詩16*05-12-8
「_ぴぃーぽぉー。_」- PULL.自由詩13*05-9-25
「_こんと。_」- PULL.自由詩16*05-9-16
「_うんうんごっこ。_」- PULL.自由詩7*05-9-12
「_地底人さんがんばる!。_」- PULL.自由詩13*05-9-11
「_おめめさん。_」- PULL.自由詩11*05-9-10
「_かーてん・こーる。_」- PULL.自由詩12*05-9-5
「_異物、或いは汚物を。_」- PULL.自由詩16*05-8-25
「_空には三つの太陽が。_」- PULL.自由詩9*05-8-23

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