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蛍火の点滅そろふ魔の息はさうしてわれらの耳をかすめる

あれは蛍だつたのかしら言ひそびれ秘密となりしことの幾つか





          {引用=一九九八年七月一七日}
寄せ植えのパンジーの黄がまぶしくて日向のしあわせって感じね


紫のパンジー口につめこんで嘘つきの舌染める刑罰


うつむいたまま愛される菫草みたいな女友達のばか


摘むならば ....
大冬木細き枝より影となるむらさき凍りはじめる空に





          {引用=一九九七年一二月二六日}
白鳥のくび憂鬱な長さなり





          一九九五年一二月二六日
ルナクさんの渦巻二三五さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 渦巻二三 ...短歌507-6-21
ときには悪に- 渦巻二三 ...短歌207-3-30
大冬木- 渦巻二三 ...短歌606-12-13
白鳥- 渦巻二三 ...俳句606-12-8

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