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わたしのなかに
流れる川だ
あなたは

たちどまるな と
言いながら
あなたが
流れた

わたしには
方角などわからない
ただ
ここに立ち尽くす

だ ....
種子が私を追い越そうとしている
それはとても嫌なことなので
速度を上げる
と、背が少し伸びる
冬に逝った人の名を
夏の終わりになって
帳面に書き足す
遠くが見えるということは
かわ ....
からだをすり抜け まわされる腕
天使よ てんし 地使よ ちし
少しだけ浮くおまえの軽さ
水たまりの上の葉を踏んで
湿った土にひろがる重さ
毒のめまいを消し去るめまい
新たな ....
青白く揺れる
羽根が生えた最新型のカマロで
ブッ飛ばす15号湾岸線

そんなイメージを
頭ン中 描き出してみる

そいつが走った跡には
メタリックブルーの細いラインが残って
暗闇で浮 ....
丘の向こうに
花が咲き乱れている風の土地が
あるはずだ

壁の向こうに
人が入り乱れる道の十字が
あるはずだ

空の向こうに
塵が飛び交う真空の光が
あるはずだ

不可視の領域 ....
ちからのかぎり
なやんで ないて
さけんで たたかい
やぶれさった すがたのまま
なつがおわるまで たっている
詩が生まれた
あなたはどこから来たのでしょう
あなたに辿り着くまでに、
どれだけの根を共にしてきたのでしょう
たくさんの親指に包まれながら
あなたは産声を揚げたのです

この世に生まれた ....
stage.0素‘イマジン-言葉の起源-’

言葉を捨てよう
言葉の意味から覆そう
言葉は終った

言葉は文字
言葉は積木
言葉は鳥
言葉は空
言葉は表形
言葉は水
言葉は塵
 ....
混沌 飲み干す 喉仏 上下する 音

澄み切った 空に 反射する よだれ

仏は 喉になんか いないのだよ 君

閃光に 目を閉じる 反復する 快楽

澄み切った よだれ 終わらない  ....
 
とんがった帽子をかぶった 魔法使いはこの人生を 何色にも変える
テレビの映像は この世界の全てのように 僕達の前に立ちふさがる

緑の森の妖精は 何を思うだろう?感じるだろう? ....
あなたの温かみと重みが
わたしの存在に加えられる
その重みで
わたしは少し沈む
ほんの少し
沈む、あなたのわからない程度に

支える四本の脚
と呼ばれている、それは
わたしの言葉
 ....
なんとなく気分のいい日には

枝を揺らす風だとか
キラキラした川面だとかを
鼻歌にして口ずさむ

そうやって

枝を揺らす風はやさしいなぁ
キラキラした川面はきれいだなぁ  ....
ドラッグストアーって
もっと危険な場所だとおもってた
アイーン
シュタイーン
漢検一級に出てくるような
難しい二字熟語にすることで
失われたものを詩にしたい

分裂しかけている腐りかけ ....
メディ知家のウンムラウ兎葬 Loopすモデの指輪r×finのピン
扉ヲノ・ノックinアトリAir、コデ韻ショウerのカーゼの中
笑ラフ塗装の赤.no墓に 踊るO$銅貨の王 he鳥の影n'月下に
 ....
むすんで ひらいて
また むすんでひらく
輝きは どんどん増してゆく
それは分かる

何かを手にする度に 人は何かを落とすらしい
そうしてバランスをとるんだって
誰かが言ってたよ
でも ....
理由とか
言い訳とかで

きっと空は窮屈なんだ


自由とか
愛だとか

きっと雨であふれてるんだ


別れとか
嘘だとか

羽が痛いに違いない


憂鬱鳥の
青 ....
影が隙間から
抜けてくるように
薄い木綿のシーツを
引っぱってきて
路上でなびかせてから
敷いて昼下がりのお茶を飲む

時を隔てたような
杭州のぬるい息づかいが
湿ったまま身体に{ ....
今日が終わる
その少し手前で

ひとつ足りないことに気づく

いつものように
君を送りとどけた駅で

「またね」でもなく
「さよなら」でもなく
「ありがとう」でもない

ひとつ ....
貴金属コーナーに群がる高校生は
鼻で笑えたけど
たくさんの買い物袋を両手にさげて信号を待っている中年夫婦を
バスの中から見た時
手袋をはいていない手も
雪の上での足踏みも
会話からもれ ....
事象の先に 行き止まる 今

深く 古いところから 聞こえる声を
身体の底で 聞いてみたい

全てを統べるものなど いない 今

うたは 身体の奥深くにだけ 響く
うたは 身体が かた ....
夏が欠けていきます

溌剌とした空の滴りを
濃厚な季節が吸い尽し
あとはさらさらと乾きゆくだけです

さっきりと出た月の高さも
いつの間にか伸びて
変わりゆく時は
青葉さえ少しずつ朽 ....
あの日から、
背負ったこの柱は、
復讐だったのかもしれない。

だがもういい。
もういいんだ。

おれは後数日で、
十五から背負い続けた、
柱を下ろし、
そ ....
朝からクワガタ
クワガタの話かよ
下あごの話かよ
さん、はいっ
「下あごの話かよー」
ご飯はゆっくりよく噛むこと
ほらあれだ利口になるから


両親は本日もご健在
飯をバクバク食う ....
ディック(スラングで男性器のこと)

ディック

原色の街で出会った少女
国道から七面鳥までを許し
キャンディから微酔までを憎んでいた
深海の瞳と嫋やかな脛と

ディック

拷問 ....
僕らが歩き出す衝動は
希望なのかもしれない
その過程でいくつかの
意味のようなものを口に含むけれど
次々と廃棄しなければならない
進めば進むほど薄くなるものを感じながら
やがて一番 ....
輪郭だけをのこしたまま
あのひとがいなくなってしまったので
いつまでもわたしは
ひとりと半分のからだで過ごしている


明かりの消えた部屋で ひとり
アルコールランプに、火を点ける
ゆ ....
汗染みだらけの帽子を目深に被って
叩きつけるような陽射しの中
スーツ姿のサラリーマンの流れに逆らうように
足早に歩くあなたを見かけました
頬には汗が幾筋も流れ
まるで涙のように見えました
 ....
子供が行きたがっていたはずの
遊園地に行った
子供が恐がるであろう乗り物
恐がらないであろう乗り物
そのひとつひとつに順序良く
そしてなるべく丁寧に
乗っていく
スタンプカードがたまった ....
     散乱する格子らに
     畏まって居られないらしく
     文字達が泳いでいる
     水族館にしては蒸し暑いし
     少しも苦しくない
     もともと肺呼吸がとくい ....
サンディの煙草は誰にも止められない
と、誰もが思っていることを
サンディはなんとなく知っている
黒く長い髪
茶色のひとみ
その他の身体的特徴
にもかかわらず
サンディといえば
 ....
什蔵さんの自由詩おすすめリスト(127)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
わたしあなた- umineko自由詩9*05-9-1
自由研究- たもつ自由詩14*05-8-30
天使よ_てんし_地使よ_ちし- 木立 悟自由詩505-8-30
108,000,000km/h- 大覚アキ ...自由詩105-8-30
グッドモーニング、今日- 紫音自由詩2*05-8-30
そろもん(向日葵の話)- みつべえ自由詩1205-8-29
しはいきてすくう- つきのい ...自由詩20*05-8-29
∃mbryonic_poEm- つきのい ...自由詩8*05-8-29
ス__ト__ロ__ボ- 大覚アキ ...自由詩105-8-29
時の津波- 炭本 樹 ...自由詩305-8-29
椅子- たもつ自由詩2205-8-28
鼻歌- ベンジャ ...自由詩12*05-8-28
精神衛生にわるい- ピッピ自由詩405-8-28
落下と兎- 六崎杏介自由詩505-8-28
なんてことないよね- madoka自由詩205-8-27
「空は窮屈なんだとさ」- 又一自由詩405-8-26
お茶の色- 鳴々門 ...自由詩205-8-26
ひとつ足りない- ベンジャ ...自由詩17*05-8-24
家に帰ろう- 夜景自由詩305-8-24
うた- こむ自由詩3*05-8-24
変幻の月- つきのい ...自由詩1405-8-24
「_はしら。_」- PULL.自由詩13*05-8-24
朝からクワガタ- Monk自由詩605-8-24
マシンガン・ストリートの少女- 投稿者自由詩3*05-8-22
すいか- たもつ自由詩20*05-8-21
透明な宿題- 望月 ゆ ...自由詩65+*05-8-20
晩夏- 大覚アキ ...自由詩1205-8-18
飴玉- たもつ自由詩1805-8-18
泳げない八月十六日_(即興)- 窪ワタル自由詩12+*05-8-17
サンディのこと- たもつ自由詩43*05-8-14

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