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あなたの隣で
あなたの暖かさを感じます
ふたりでひとつのベンチに
ちょっと狭いけど
こんなに幸せなことはないでしょう?
あなたもそうだと思っているといい
これからも
....
差し上げる
貴方の好きに したらいい
貪ったって 構わないから
緋の蝶を君のみぞ知る胸に彫る無血のいたみ翅広げ咲く
手のなかの諸刃はいつしか時じくの命となりて食らうかなしみ
疼くはばたき連れて生きるというならばわれをともない生きてくれぬか
帰り道、隣で揺れる長い髪、直視できない君の横顔
何気なく体育の時間に髪の毛を、束ねた君にときめいている
癖毛なの、拗ねる君が愛しくて、天然パーマに今日もドキドキ
いつもより、少しオシ ....
つれづれな
よるにあきたと
いざなえば
ひとようべなう
とかいのむすめ
ぐらすから
らんはんしゃする
まいらばー
らいとがはえる
すいーとはにー
いいなめを
いやしさ ....
瞼の向こうはいつも雨…だから「ひとみ」のナミダ誰にも見えない。
別れ際に用意したナミダは嘘っぽくならなくて少しホンキ。
磨りガラスにナミ ....
かわいくて
おりこうさんで
忠実で
チワワみたいな
彼氏が欲しい
ミニチュアの
ダックスフンドならいいが
短い足のオトコはゴメン
かわいすぎ
....
灯(ともしび)を 日々省みて
静寂に ため息しては
閉ざす瞼よ
早咲きの花弁を見つめれば
何故か頬には滴一筋伝う
宙見上げれば瞬く星と包む闇
地球を巡る時を越え
和の調べ奏でる人の輪を見つめ
微笑を称え眠りへゆかむ
じゃぶじゃぶと
水音立てて 顔洗う
真夏の恋の
すっぴん勝負
あんなに痩せっぽちだった友だちが今はひとりぼっちになってた
スリッパを並べると自分にもお客さんがあるみたいで嬉しい
ウォーリーを探せ、と言われてウォーリーしか探さないような子でした ....
行き着く先は
標本学
無言の月ごと
ホルマリン漬け
かじかむ事すら
忘れた手
恋の形見よ
貴方をかざる
寝惚けつつ殺されるために服を着る
世界とサヨナラ永訣の朝
弱いから強いふりして前を行く振り返ったら戻れないから
堰き止めた涙のダムは優しさで壊れてしまうだから離れる
見えないと未来に怯え悩むのは明日が必ず来るという前提
....
夕暮れに
繋ぎし指は頼りなく
僕らこれから
何処へ行かうか