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雨の道を歩く、水溜りの歩道。
灰色の雲は灰色の光を閉ざす。
届かない熱は届けない大気を怨む。

振動に驚く大気の呼吸。
こもる音。飛び去るフラミンゴ。
やがて、届かない、熱を想う。

 ....
真昼の街は人ごみでしかなかった。通り過ぎる景色は人の頭だけだった。歩道へはみ出した看板には魅力を感じることも出来ず、トコトコ歩くほかなかった。
空の存在が異様に近く感じたのは、高々と建築されたコンク ....
ある物理学者が、人の数だけ次元は存在するといった。人と人が出会うたびにそれらの次元はゆがみ、分裂し新たな次元を生み出していくと。

21歳の春。地元の小さな山の上。見晴らしのいい場所だった。その場 ....
こしごえさんのチャオさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
滲む音の、震える香。- チャオ自由詩6*05-7-30
真夏の日々- チャオ散文(批評 ...3*05-7-22
不確かな存在- チャオ散文(批評 ...2*05-6-29

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