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稜線の上は曇りの空
お月さまの赤ら顔
うつわに揺らぐ天の原をのぞむ
降らせて
賜う 夜空の星よ
降らせて
たもう 落ちてゆく
雨にもにせて
いのちって儚くて 消えてゆく音色に似てるね
このんで選んだその音を いくつもの 指先は奏でていった
記憶だけ残されて
いくつかの歳月の 重なりあった思い出は
通り過ぎて ゆく
あわい ....
この 思いの
行き着く先は 蒼く
仄かに
月は揺れる湖上の 夜に
揺れる わたしは遠く
あなたを遠く
遠く
思いに 揺れる
月
白樺の通り
駆け抜ける気持ち
淡色
肩に 髪に 降りそそぎ 吐息
風とともに
埋もれては きえてゆく 冬は にごりながら 春を むかえに 風は ふく
日にひに とどく たよりほど 待ちきれないと 知ってか 知らずか 風は ふく
ららら月曜日
水草に こっそり つぶつぶの朝
金魚さん 卵を生みました。
。.
お母さんとお父さんは 大きなお家で あなたを待ってるって
・・
2日め
お ....
{引用=
悲しいけれど すべもなく
横たわる お布団の傍ら
3本の 煙を悔やむことさえなかったのだから
いまはとらわれのみ
明け暮れに
流すのは もったいのうございます
お待ちください
....
{引用=
夏の
それが 終わりを告げようとして じっ と
こちらをみてたゎ
こちらの
このあたりは 足りなげなのに
幾つもの
てん
を 爆ぜながら こと惜しげに
みてたゎ ....
{引用=
吸って
胸の奥深く
ため息
にもなれない
わたしの
中の
はい
}
{引用=
旅は 道草の葉に落ちて 染まる
せせらぎを消して 風は 川面の笹の葉を通りすぎる
空は 抜けるような青を広げて
すと―ん
何かが 落ちた
静けさは それを聞いてい ....
あおいの野に吹く風を追いかけて
転ばぬ 先 へ
君は風になり するり 水面の音に
消ゆ
そばだて て
それだけを拾おうとして 風は
流る る