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｛引用＝
甘い星
甘い星たちを食べたのだ
｝
一夜毎 星のない夜を 見上げては
甘さを増して 綿飴羊
相談があるのアドバイスはいらねえ
相談があるのやっぱり愚痴だった
相談があるの答えはすでにある
相談があるの飼ってる猫たより
相談があるのそんなの口実よ
....
元カレの イケメンぶりに 後悔す
顔面の レベルで変わる 心拍数
すっぴんを 見せても良いが 萎えるなよ？
気がつけば 小悪魔ブームも 去っていた
安めぐみ 名前の響きが ....
名残惜し もう戻れない あの春に
駆け抜けた 後に残った 卒業式
もうここに 戻れないのか涙する
ここからが 始まりなんだよ 終わりじゃない
第二ボタン 欲しいと言う奴 いない ....
大晦日 時計の針と 変わる世界
白い息に まぎれて消えた 君の声
雪景色 乾いた空気に 響く音
こする手と 白い吐息と 冬の夜
ふきのとう 今か今かと 春を待つ
さようなら 近くで聞こえた 遠い声
火をつける タバコの煙 目にしみた
夏空の 遠くで響く 入道雲
ごめんねと言い出せなくて早寝する
君想う
僕の心に
光さす
流れる雲
｛ルビ生命＝いのち｝と重ね
涙する
音も無く 零れた涙が 身に浸みる
意味も無く 泣いてた日々が 懐かしい
水が無い 乾いた土地に 祝福を
金集め 遊ぶ政府に 制裁を
こころのない ごめんなさいを あなたにあげる
夕立に打たれ隠した涙川
足跡を みつめて 日々を 振り返る。
聳え立つ 夕山の背に 明日がある。
ヒマワリが 声を合わせて 今日を生む。
ごちそうさま 言える間は 今日がある。
メールまつ この一秒が 愛しくて
からっぽの 心にささる バラエティ
ため息が あなたの記憶を 舞い戻す
とろとろと まどろむまぶたに あなたの夢
目が覚め ....
薬指 伸びた先には あなたの手
別れ際 幾重にも 重なる涙
鳴かぬなら 私が鳴こう ほととぎす
皐月空 黒き若武者 出陣す
面接は 己と会社の 一騎打ち
面接官 笑顔の下に 潜む修羅
親友も その場限りは 敵と化す
不合格の 屍を越え 今日も行く（字余り）
空見上げ ....
信号機、青になるまで待つ彼と、青になるまで待てない私。
おねえさん？ いつの間に私「オンナノコ」卒業していったのだろう
間違いの電話で話す数十秒 小さな機械で繋がる他人
ため息が行ったり来たりエレベーター
クレームを受ける時だけ仏様
ブラインドタッチで過ぎる一日よ
淋しさを集めて速し終電車
笹舟に
恋文乗せて
待つ我が身。
不景気と言いつつヴィトン売れまくり
キャラモノが好きな女性も高齢化
相槌を打った拍子にしばかれる
理不尽と怒った拍子に褒められる
声もなく戸惑う拍子に捻られる
捻られた私はとうにコルク抜き
帰ること忘れてたまにコルク抜く
抜くコルク声なく ....
君といる
この一秒は
ダイヤ並み
何割を 打てたら 満足するんだよ
率ばかり 気にした結果が 二軍落ち
逃げないで 打席に立たなきゃ ノーヒット
白い球 だけを見てれば わかる筈
我が為に ご褒美あげる ホ ....
名曲で 語れるほどの 愛なんて。
かき氷 いちごシロップ すくう恋
手を引いて 信号無視で 駆けた夜
盃に さくら浮かべて もらい泣き
