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夕陽がしぼんでゆきます砂時計

冷凍庫いつかの恋がフリーズドライ

夜景はね化粧が下手ねとすっぴんで

片恋はまた雲となり俄雨

言いそびれし言葉のジュラ紀の地層調査

またあした ....
泳ぐ空どこまで行っても泳ぐ空

水平線こえた世界が知りたくて

木漏れ日よそこに私はおりませぬ

麦藁帽編み目の数の夕まぐれ

思い出に暮らすが我が生きた証

いつの日か小さい緋鯉 ....
ペダル踏む春野に轍を刻みこみ

青麦に大人になりたく包まるる

すれ違うモノみな思い出桜餅
懐かしい春の匂いと君の顔 ゆきどけの朝日へさえずる小鳥たち







 
空遠く消せぬ落書き卒業歌 夜桜の下に捨て来し胸の闇 ひとけなき寺のくぬぎの春嵐。

春雨は別れの歌の余韻かな。

             南溟
アネモネの恋の痛みが風に散り


着飾って並んで見てるチューリップ


蒲公英の綿毛に乗って空へ行こう


隠れてもわかっているよ沈丁花


青スミレ君に捧げるサムシング・ ....
公園で悲しい枝が空を刺す

オレンジに溶けない僕の影長く

桃色の洪水安売りハートチョコ

無機質な日がかすむ街わたしの目
目覚めれば夢で聞いてた雨の音


春うららんこっそりスキップしたりして


マーガレット雨の日だって上を向く


一粒のイヌフグリ咲く浅い春


明け方の寝顔の奥に春の ....
目にいたい ふゆの青空 雪国の
                   広茂
あけぼのの空に手を振る枯れ桜

光る目とちいさなおててでおとそ飲む

境内でおしくらまんじゅう五円投げ

しめなわのみかんを取って吹き抜けろ

朝帰りコンビニ明かりが目に痛い

北 ....
1.草餅か
   香りなつかし
       農家にて

       1999年5月作

2.バフンウニ
    食道楽の
       母ありて

       1998年11 ....
父去りて夏去りて今日ほどく紐



熱を捨て陽は降り急ぐ石の丘



涼やかな花には寄らぬ鳥と虫



触れるほど水はすばやく風深く



誰ぞ置く錆びし{ルビ ....
夏逢瀬遠き漁り火指さして 仕種まで亡母に似てきし踊りの手 月光に貫かれたる冬の恋 蝉時雨耳ふさぐ君愛しけり 門脇の菊の日向や中尊寺 むせかえる 肌の匂いで 妄想す

うなぎより 冷麺よりも かきごおり(苺)

いい年の 君のうなじに あせもでき

束の間の 癒しの時間 雨宿り

花細工 萎びてもなお 花細工

 ....
うっすらと  残るあなたの  断片図 目のかたち光ではない光かな



澄むことを望めば遠い光かな



澱み澄み澱み澄むこそ光かな



白ひとつ午後に置き去る光かな



めざめては ....
 
 哀しみを 拭うようにして 雨が降る

 石楠花や やさしい 雨と こだわりと

 食堂の 横に プールが ぽつんと あり

 制服の 吾を 包める 熱い 御茶

 通学路 隣家 ....
朝が来て目覚めはじめる痛みかな



自分より愚かなものを知らぬ朝



頭から頭をどけて朝を見る



我が願い次の朝陽は含まれず



誰も来ぬ分か ....
桜咲き 憧れの君に 好きだよと 梅雨空に 
 本日心は
  豪雨なり
目を閉じた赤子の笑みに触れる花


ひとひらをくちうつしする涙かな


赤子の手何を語るや散る桜


とどまらぬ光の糸をたぐる花


名づけても名づけきれぬ日花 ....
春 雨 を

君 の 泪 と

勘 違 い
 
惑う星僕らの地球を抱きしめる

もし君が六等星でも探し出そう

星屑のこぼれる音か波の音
逢坂桜さんの俳句おすすめリスト(39)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
俄雨- 小川 葉俳句7*07-5-12
こどもの日- 小川 葉俳句6*07-5-6
春の野- 村木正成俳句2*07-4-27
- 小川 葉俳句2*07-4-15
春の朝に- こしごえ俳句6*07-4-7
卒業歌- 南溟俳句107-3-30
夜桜- ささき俳句507-3-28
風の中Ⅱ- 南溟俳句407-3-21
花日和- 未有花俳句15*07-3-14
2月回想- chica俳句4*07-3-3
春うららん- 七子俳句307-2-27
_- こしごえ俳句7*07-1-28
正月とか- chica俳句5*07-1-11
春の作品- ペポパン ...俳句5*06-12-7
ノート(風にあれ)- 木立 悟俳句9*06-10-18
漁り火- A-29俳句206-8-18
踊り- 加護坊俳句106-8-16
月光- A-29俳句306-8-15
蝉時雨-2- A-29俳句106-8-7
中尊寺- A-29俳句106-8-4
初夏のほころび- 由香俳句12*06-6-30
面影- 静寂俳句106-6-21
光かな- 木立 悟俳句506-6-20
哀しみを_- すぬかん ...俳句506-6-17
朝水- 木立 悟俳句706-6-8
- 洸崎しゅ ...俳句206-5-28
梅雨- 粕身鳥俳句106-5-26
花の国- 木立 悟俳句1406-5-7
そこで振り向く- エラ俳句306-4-11
- 七子俳句5*06-3-17

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