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とめどなくなかから、そう、こんなふうに
星が消えて、灯りがうずくころ
風がなって、たましいのうまれるころ
そこにはやっぱり流れていて、
何処にいたって流れていて、
はねてうず ....
こうやって
ただひとつのことを書きたいときも
あっていいね
氷の上は怖いが温かい
割れないように
今日も呼吸は穏やかでいたい
鮮やかな紅色を眺める瞳は
今も美しい 嘘
女の嘘に 嘘 ....
安心、させてくれてありがとう
やさしさのなにものでもない
夜の、くうき
ずっと眠れないのは
居場所がここだということなのかも
すきまにやさしくとけてく夜
このままあけないでいいよ
....
ゆっくりと時は流れていきます
指の間をつたって わたしとあなたのあいだ
海の音が聞こえませんか あと、優しいうたも
夏の虫がよこぎります わたしとあなたのあいだ
意味もなくないてし ....
ガラスの瓶につめこんでやる
見たこともないあたしも汚い言葉を
真っ赤な子守唄で
眠る朝にだけ おはようを言う
透明だったなみだが色を重ねるのを
あなたはずっと見ていた
....
悲しい青の中で目覚めるのが好きだった
そっと空を見上げると
つぶつぶの青から落ちてくる小さな光が
こんないとおしいって
涙の青 深緑に変わる私の膝の上で
空耳だったといっ ....