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不安げに緑を歩む鳩の目がふと振り返り鴉になるとき
手のなかの鳥の器に降る震えこぼれゆくままこぼれゆくまま
いつわりの光の模様の窓をゆく姿を持たない鳥たちの列
....
閉じた目のような傷口が
ある日ひらいて
目と目が合った
そしてすぐに
閉じてしまった
まなじりの端がひゅっと光り
猫と一緒に駆けていった
夜の車道を駆けていった
....
バカ男さんの木立 悟さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ノート(鳥)
-
木立 悟
短歌
7
05-4-5
ノート(傷口)
-
木立 悟
未詩・独白
2*
05-2-17
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