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薄紅そまる風の道
夕闇せまる草の道
落日の片隅に
佇む人の
瞳に映る翼の模様
羽ばたく視線は
彼方を知らない
澄まして聞こえぬ
その名のみ
凝らして見えぬ
その姿のみ
....
銀色の穂波は
斜陽に映える芒の原
光と戯れ
丘の向こう側まで
続いている
風は止むことを知らない
運ばれる匂いは
ひとつの季節の終止符
あるいは序曲として
わたしに交わるけれど
....
その音を逃すまいと
耳を澄ます
夜の扉が
ひらくとき
凛となる
かすかな音色を
塔野夏子さんのLEOさんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
誰そ彼(たそがれ)
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LEO
自由詩
12*
08-1-19
口笛は何処へも届かない
-
LEO
自由詩
34*
06-11-25
Gate
-
LEO
携帯写真+ ...
10*
05-12-19
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