僕は生まれた後に盲目になった
 気が付けば暗闇の中に放り込まれたという感じだ 僕には盲目になる前の鮮明な世界の記憶がある
 だから余計盲目になったことが悔しい どうして神様は僕をお選びになったの ....
わたしとおっぱいと
いったいどっちが大事なのよ

って
きみに問い詰められて
じっくり考えてみたんだよ

ぼくがきみと手を繋いでいられない時も
きっときみの傍らには
その手を繋いでく ....
自分が何をしたいのかが分からない…

どこに行き 何をすべきなのか…

ただ自分が何かをしなければいけないこと
ただそれだけははっきりと分かる

ただそれが何なのか…

今はまだ謎の ....
あなたを好きな気持ちが
思わず喘いでしまうほど
襲ってきたの

だから
私はそれが過ぎ去るまで
あなたにしがみついてたの。
後悔出来ない恋
公開せずに
そっと海に流した
秘密の航海

ドロリ、溶け出す気持ち
そっと取り出して
差し出したいのに
醜いキャンディ
カラフルにねじ曲がって
引き寄せられた強さに ....
ビッチ シット ファック
アスホール ダム マザーファッカー
ファザーファッカー ブラザーファッカー
シスターファッカー アンクルファッカー
とどまる事を知らない

僕はもうキスの仕方も覚 ....
釣れた、釣れぬは
問題ではなく

私が尋ねたいのは
「何が釣れますか」
それだけ

どうぞ素敵にこたえて下さい


たまたまの数秒
真偽は気になさらずに


私もまた
 ....
もう死ぬしかないってあなたが言った
だから絶対にあなたは死なないと私は言った
あなたは死ななかった
そして絶望に負けず今新しい道を歩き始めている

頑張れ

心の底からそう思った
あな ....
星空の下では今日も 
作業灯が明るい

掘り起こされる大地
積み上げられゆくコンクリート

道行く人は
まだか、と未来を吐き捨てる

けれども作業灯は
必ずの未来へと向かって
 ....
1……うん
2……うん
3……うん
サンダル履いてこ


アツは夏くてサンダルでないと
図書館行くときも卵買いに行くときも
ゆっくり歩いて キュッ キュッ
帽子は麻製つば広し
変則 ....
ジットリと纏わりつく雨のヴェールは
西からさし込むその日最後の煌めきを二重の架け橋に変容し

ジャン・フランソワ・ミレーが1863年の春に見かけた虹のように
夕ご飯の買い物客でごった返す街並を ....
                      改04.05.16

原爆が落ちていらい
腹が立ってならない

土の色をした指が嘆く
野菜クズを畠に蒔いてヒマをつぶす晩秋


巫山戯 ....
ささやきをのいずからひろって
ささやきであたまのなかをみたして

ちょっとしたふわふわかん
ちょっとしたゆらゆらかん

ささやきはのいずになって
ささやきはかがやきになって

ちょっ ....
ケツの穴の話ですか ええボクは申し分なく小さいですとも    

   押し出されてゆく
   押し出されてゆく
   波打ち際を
   海へ
   風が背中を押す
   バルチック海ではない
   鎌倉の海でだ
   実朝が幻の建造船を ....
私の燐粉が雪で抜け落ちるのにそう時間はかかりません
春を見ずに

あなた、
雨降り
バス停

ザーザーとうるさい雨の音の中で
今、生まれたばかりの泡が産声を上げ
早くも、言語を取得し
俺に向かって 叫び始めた

「俺はもっとでかくなりたいんだ!」

そう言 ....
口をあんぐりと開けたままのなら
虫歯が痛んできて

ポロンと

鳴り出すのでしょう。
小学生の頃
毎日のように
近所に住む「さかちゃん」と遊びまわっていた
公園で木登りしたり
火遊びして親に怒られたり
夏の夜に家を抜け出してカブト虫取りに行ったり

思い出すときりがない
 ....
喜びのうしろに
悲しみが
いる

涙のとなりに
微笑みが
いる

神様のつくった
小さな人間
つぶ

だまって青い空が
ある

だまって揺れる花が
ある
闇蔓 

白肌の君の胸
あれは夏の昼の 
湿りを帯びた触覚
儚い情事の床

柔らかい君の喘ぎと
裏腹の薄暗い罪悪の灯火
吹き溜まりホテル
しだいに蔓が巻き覆う


また夏が廻 ....
甘甘してそうなんだけど

どこかぴしっと引き締まってる


そんなかりんとうみたいな


恋してみたい


そんな気分になる

3時のおやつ。
 
 冬には空が降下する
 みんな誰も見てないし
 奪えるものがあるなら
 私から奪って構わない


(雪霧の向こうに浮かぶ
 あれは管制塔の光源だ
 低い轟音を響かせて
 離陸す ....
もうすぐ嫌いな気持ちがなくなる

くやしい くやしい くやしい
ごめんよ

もう恋してないんだ


あなたは愛を乞うが

わたしに降り積もるような愛はないから

わたしに降り注ぐ恋でないと

反応できない


はじめから

構造が違 ....
制約というもののなかで

燃える人がいる


囲まれていないと

神経症になってしまうようだ

囲いの中での

同等は

都合の悪いときの逃げ道

隙あらば

頭ひと ....
ウィンドウ
通勤路
目に入る
足?
その店は閉まっている

ウィンドウ
帰り道
目に入る
人の足?
その店は閉まっている

立ち止まりはしない
通りすがりに見るだけ
確認し ....
僕はとってもバカだから
君が泣くのも気づかない

だから僕は考えた
君の涙に鈴つけようと
そうしたら君が泣く度に
いくらなんでも気がつくと思ってね

僕はとってもバカだから
君が泣く ....
もぅ つかれちゃった

ぼくはなにもできないのに

みんな、きたいをかけてくるから

ごめんね おかあさん おとうさん


そう言い残して

四葉のクローバーは自殺して


 ....
透明な地球儀にホコリが積もる


大陸を裏側から見ると

色が付いていて


ふぅーっと吹いたら風が起きたので


明日はきっと

晴れるでしょう
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