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もうすぐ私はこの声を失うでしょう
うな垂れた君がそう云った

魚のような足を組みなおして
煙草から灰が落ちても彼女は俯いたままだった

売れないシンガーと売れない詩人な僕らは
その言葉で ....
帰ろうと思っている
生まれた町はもう無いけれど

君がもしまだ
生きているのなら
全てに見放された君のために
今はただ空を見上げて
帰りたいと思っている


君の、元へと。
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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