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乾いていて冷たいそれを
おれは か細いからだに縫っている
目や耳や口すら覆っている
輝いたことなど一つもないが
揺れ動かず しんとしていて
煮詰めて固めたざらめのよう
黒々してて 鈍重で
....
まどらかな 朝の空気が
うすくのばした 綿みたいに
街中を したたっている
ぐ
誰かが眠っているであろう
真っ赤な屋根の お家が
折れた 背骨みたいに
やわらかく
押し潰されて ....
月乃 猫さんのみぎめ ひだりめさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うろこ
-
みぎめ ...
自由詩
5
25-9-10
竜が街を歩いている
-
みぎめ ...
自由詩
4*
25-8-11
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