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夏の思い出がやさしい獣のように
部屋の隅でうずくまっている
私はその背中を見つめながら
眠ることもできずにいる

エアコンが微かに唸り
ぬるい空気を押し返す
飲み残しのペットボトルの水は ....
夕暮れが影のように静かに降りてきて
熱に焼かれた街をやっと冷やしていく

街灯の明かりが点々と瞬きはじめる
それは救いの合図のようで
けれど近づけばどこか歪んでいて
本当の居場所を照らして ....
月乃 猫さんの青の群れさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
忘る夏- 青の群れ自由詩625-9-7
終る夏- 青の群れ自由詩725-9-5

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