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誰が言ったか知らないが
言われてみればそんな気がする
森田一義
※ ※ ※
女は言った。薔薇よりもあのマンションの方が良かったわ。と、
....
凍った薔薇の花を破砕するのは罪
凍った薔薇の花をそのまま盗むのは罪ではない
夏季限定のF市の市条令があるのに
薔薇の破片を踏んで血を流す人々がいる
宗教のはじまりはおよそこのようなものだと
....
あの夜
人の吐く唾奇の跳ねる音
どこのアスファルトの硬さも同じ
いや、あの街は違っていた
あてどなく流れ着き
落伍者に優しい街ときく
何も持たず職もなく
ひたすらに古書を売り
公園で
....
丸いグラスの底のような南氷洋
地球儀をひっくり返せば
ほら、プカリ天辺洋
南氷洋の狼という映画があった
嘘つけと君が言う暑い夏
それでは御簾の向こうに涼しく
南氷洋のおおきみとか
バカと ....
番号札という名の鳥を初めて知った
得体の知れない闇の集団のような
いわゆる1つの鳥愛護団体によって
優しく正しく管理されている
らしい
あるブログ最新記事。
写真の撮影が202x年8月3日 ....
足元で油蝉が腹を見せて静かに死んでいる
目からの距離が遠くやけに小さく見える乾いた亡骸
その隣に腕時計を外して寝転び
同じように静かに死んでみたいと思う
誰がが通報した真夏のサイレン
十数分 ....
鴨が一羽、二羽、三羽
四羽目は遠く遠く向こうにいる
夏の青空が美しい
ただ、狂った夏であるには
違いない
この川は暗渠を抜けて
特段鴨が多い川ではないが
地元では
その川を鴨の川と呼ん ....
私ハ私ノ顔ノ傷ガ嫌イ
アナタガユルシテクレテモ
何カ他ヲ褒メテクレタトシテモ
私ハキズが出来る前に
モドリタイノダ
立チ尽クス
マナジリノ裂ケタオトコ
私ハ父ガ大キライ
あなたにもある ....
確かあった『戸惑いの間』
何人入る宴会場か分からないので
後で案内人に質問しよう
『戸惑いの間』の隣が
『戸惑いの間の隣の間』で
何人入る宴会場か分からないから
次に出くわす仲居さんに
....
TV曰く今日は譬喩がよく降る
TV曰く手持ち扇風機爆発
小さな自爆テロで消えた命が
1ダースらしい
パラパラ
譬喩が降り始めた
私は傘をさす
雑音
心地よいと思える
これほど降り頻る ....
アンドロメダ商店まで行くのが億劫で
ルナマートで買い出しを済ませよう
飾り立てられたリトラクタブルライト号
さあ、行こう
橋を渡る
川も渡る
雲を追いかけて
雷雨
立ち止まって
バス ....
詩における一人称
または一人称に対しての考察
人類最初の一人称は
叫びだったように思うのです
誰に対して
わたしを放ったのでしょう
それは夜であり
的であり
であるならば
人類にとっ ....
わたしについて
詩における一人称
または一人称に対しての考察
人類最初の一人称は
叫びだったように思うのです
誰に対して
わたしを放ったのでしょう
それは夜であり
的であり
であるな ....
ジリジリジリジリ
おにきす
ヒリヒリヒリヒリ
涙
白波の果ての
ギリギリ
息が出来る
愛しい
青と透明のチューブ
青と透明の割合は
43:57
それでも
透明が
それ ....
洗貝新さんの降墨睨白島(furusumi geihakutou)さんおすすめリスト
(44)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
我々は薔薇に興味がない
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降墨睨白 ...
自由詩
8*
25-8-10
F市
-
降墨睨白 ...
自由詩
3*
25-8-9
西成区玉出東
-
降墨睨白 ...
自由詩
6*
25-8-7
あの夏
-
降墨睨白 ...
自由詩
13*
25-8-5
番号札
-
降墨睨白 ...
散文(批評 ...
4*
25-8-3
蝉
-
降墨睨白 ...
自由詩
12*
25-8-2
鴨の川
-
降墨睨白 ...
自由詩
3*
25-8-1
クレナイ
-
降墨睨白 ...
自由詩
4*
25-7-28
最後の宿泊
-
降墨睨白 ...
散文(批評 ...
3*
25-7-25
譬喩とわたくし
-
降墨睨白 ...
自由詩
4*
25-7-23
岩国
-
降墨睨白 ...
自由詩
6*
25-7-22
わたくしについて
-
降墨睨白 ...
自由詩
3*
25-7-22
レイベリング
-
降墨睨白 ...
自由詩
2*
25-7-18
夏波
-
降墨睨白 ...
自由詩
4*
25-7-18
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2
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