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夜毎の夢に開け入る現、

ほら 一昼夜おいて昨夜の更に
鮮明に浮き立ち
私の思考生命の今に響き刻み込まれ

日々この世の側 遠くとほい此の感触、

残響し続ける大宇宙 詩想し続ける小宇 ....
蒔かれるときは朽ちるものでも、朽ちないものに復活し、
蒔かれる時には卑しいものでも、輝かしいものに復活し、
蒔かれる時には弱いものでも、力強いものに復活するのです。
つまり、自然の命の体が蒔かれ ....
廊下は走るな!
と 、
廊下を走りながら云って居る、
人の無数無数次々と
今日も、何処かで飛行機は堕ち
何百人もの死者の一遍に

 けれども、

廊下は走るな!
と 、
廊下を走 ....
気力萎えて 夜の
横顔も暗闇も見えず
風に誘われ風を誘い
揺れて揺らし
ただ微笑みながら

虚脱を眼差す濃密な瞳 、

慄然と立ち上がる
時間を串刺しにし
筋骨隆々と
のた打ち廻 ....
遥かな静かさの声に
耳を傾けてみれば

自らが今に在ること、

過去からの行為
今生を貫き頭部へ
滲み拡がり幾重にも 

未来未知へ棚引き入りつ、

静かさの声の尚も遥か
此処 ....
くすりと笑う君の
世界はとっくに
喪失されていたんだね、
気付かずにいた僕を置いて
くすりくっすり ひっそりと
剥き出し硝子窓を震わせ続け
余りに露骨なままそのままに
外界に曝され野晒し ....
どろんと下弦の月、
黄白の輝き放ち
この真夜中に 死に絶えゆく
無数枝分かれしたイノチ達
息の絶え絶えを
見守る威容異様 、
それぞれの抱える過去
何を知ろうか 否、全て識る

囲う ....
脳髄に
絶えず影踏みしつつ
自らを貫くもの、

この私と云う意識の
舞台にて
その生動スル想い
響キ聴く

過ぎゆくものノその根音 、

残響させては

絶えず絶えず逃れるも ....
なんだろう
ほうっておくと
色んなもの倒れてく
自然と自ら
ぱたんぱたんと
細やかな音立てて

 逆さまのまんま立って居る
  蓋口だけ青く鮮やかに
   透明側面の湾曲し
  す ....
此の空漠の地に
影像だけ現れては壊死し続ける、

 絶えず垂直に降り注ぐ霊雨
      、 
人の魂に永劫の眼を刻み込みながら 
魂の内に宿り今一つの生動する思惟の
人の心眼見開かれる ....
幻影を求めてるだけ夢を見ていたいだけ
友はそう言う、自然に死ぬまでずっと楽にと
精神を病んで疲れ果てた人生の
行方も知らず根因も解らず
此の儘何時まで生きなきゃならないんだと
只々罵倒と羨望 ....
ぼろぼろほどけ
大地に還っていく
肉身を抱えつつ
後に何が私に残るか

夜陰の窪み問い掛けて

生動し沸々と滾る想い
来たる沸騰夏の熱先取りし

静かさの巨大な奥行き
更け入る夜 ....
薄暗い森林の山道、
根っこの浮き出た
凸凹の急斜面を
ひたすらに登りいく
人、人 また、人
登山服姿の後ろ背の
視える夜陰の寝床で
ひとり横たわり
耐える病魔は誰のもの

森林を縫 ....
西門に向かい
震えながら
遠去かっていく声、

知らなかった貴女の素顔露わになる
瞬間 、最早もう掴み切れずに

既に素顔の消えて
想いの残響だけ
この心を温めて呉れて

また次 ....
瞑目意識の光り輝く視界の最中に
薄っすらと次第に鮮明に
真青な海原の拡がりいく

時流の一瞬一瞬の
波打ち撓み間の広やか
過去も現在も同じ一間に
揺蕩う意識の陶然と静やか
拡がる真青な ....
胸の膨らみ
秘匿されながら
初々しく微笑んで居た
出会い頭の
貴女と云う人の 、

 崩れぬ死顔よ 永遠に
とほい
自らが自らに
とほくとほくなり
いく折 、

ひとり人の抱え持つ
夜ごと寄り添う安らぎの
深く刻み込まれた
星々からの記憶の許、

 いよいよ不断に
  別れ離たれいく
 ....
黒ずんだ血の色に充ちた眼球を抱え
自らの肉に怒りのイカズチ振り落とし
引き裂かざるを得なかった

貴女の 真上、

ただひたすらにすきとほる
絹の天空の
果てしなく拡がり奥まりいき 、 ....
あゝ海が拡がった
無限の大洋、無限の揺蕩い、
水の水の水の水の
波立ちうねりざわめき囁き

巨大な静かさの懐かしい生動 、
囁きざわめきうねり波立ち

広角の意識視界の移動ゆるり弛まな ....
今日も、毒をあおって死んでいく
馬鹿者が愚か者が、己の本当の自分、識らず
まんまのまんまでいつしか瞑目眼前に光り輝く
黄金色の一筋また一筋、光帯の谷間から射し込み
一気に伸び拡がる 次第に赤々 ....
昨夜観た
別れ人の
私の眠る
寝床に
ま直ぐ座る
マボロシの
余りの厚み、
声音の感触、
やはらかく
あたたかく
寄り添い続け
恐れることも無く
只々お前なのか
ほんとうにと ....
ぽつん ぽつん 
また ぽつん
雨だれ一滴、また一滴

通り過ぎるもの、落ち響き
消え入りながら終わること無く

響き落とし増幅し
皆々方と外れ重なり
すっと音信絶える

かと想 ....
遠い近さの透明さの
抜けいく想いに迄至り
祈念 只々あれば 、

自らの内に宿り在る思考と云ふイキモノ
いよいよ強度増し震える福音の鳴り続け、

絶えて後に降り注ぐ神々の
怒涛の憤怒と ....
移りいく季節の
余韻の何処までも
木霊残響させながら

伸びる伸びる、光帯の回廊の坂となり
光の奈落へ何も恐れることなく落ちいく

  この今の瞬間、

季節の狭間の窪みの深淵
濁 ....
それぞれが内に掴み取り
それぞれに抱く確言を
壮麗なる一つ宇宙祭壇へ
叡智に充ち自ら捧げいく
可能未来へ向かい努め生く


  ☆


愛ヲ育てず儲けニスル
鋭く尖った剣ノ力 、 ....
梅雨入り前の雨降りに
ぽつんとまぁるい橙の
向かい家の明かり灯り
瞑目すれば
もういつでも 、
内から溢れ返る白銀の
ひかりえーてる
自らと共に常に在り

けれども何とも如何せん
 ....
母と共に庭に咲き開いた花々を摘んで瓶に詰め
クラスで流行ってた朝市に売りに出したら

玩具コインで買って呉れたクラスメイト、
中身掻き出し 眼前で ゴミ箱に捨て去り

瓶だけ大切そうに持っ ....
私は美の残響を体験しつつ
自らの意識シッカリ保ち対面しながらも、
美に呑まれ〈Killされる〉事など最早しない

 芸術なるもの 未だに在るとするのなら、

それそれら 人の為に世の為に在 ....
緑に囲まれた湖沼の透明な厚み
瞑目する意識ノ視界に流入し
次第眼下遥かにしながらも
赤く濃密に張り付く如く朱に染まる花の
立ち現れ見事あざやかゆくり咲き開きいき

 宙空に浮き上がっていく ....
時を迎ふる浜辺に佇み 、

 息する脳髄の気の出入りに
  微妙な音響輪郭の手触り
   時と交わりいく魂の波音
  遠い過去から打ち寄せて
 ぐるり未来未知から響き来る

 射し込む ....
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