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あゝ海が拡がった
無限の大洋、無限の揺蕩い、
水の水の水の水の
波立ちうねりざわめき囁き

巨大な静かさの懐かしい生動 、
囁きざわめきうねり波立ち

広角の意識視界の移動ゆるり弛まな ....
今日も、毒をあおって死んでいく
馬鹿者が愚か者が、己の本当の自分、識らず
まんまのまんまでいつしか瞑目眼前に光り輝く
黄金色の一筋また一筋、光帯の谷間から射し込み
一気に伸び拡がる 次第に赤々 ....
昨夜観た
別れ人の
私の眠る
寝床に
ま直ぐ座る
マボロシの
余りの厚み、
声音の感触、
やはらかく
あたたかく
寄り添い続け
恐れることも無く
只々お前なのか
ほんとうにと ....
ぽつん ぽつん 
また ぽつん
雨だれ一滴、また一滴

通り過ぎるもの、落ち響き
消え入りながら終わること無く

響き落とし増幅し
皆々方と外れ重なり
すっと音信絶える

かと想 ....
遠い近さの透明さの
抜けいく想いに迄至り
祈念 只々あれば 、

自らの内に宿り在る思考と云ふイキモノ
いよいよ強度増し震える福音の鳴り続け、

絶えて後に降り注ぐ神々の
怒涛の憤怒と ....
移りいく季節の
余韻の何処までも
木霊残響させながら

伸びる伸びる、光帯の回廊の坂となり
光の奈落へ何も恐れることなく落ちいく

  この今の瞬間、

季節の狭間の窪みの深淵
濁 ....
それぞれが内に掴み取り
それぞれに抱く確言を
壮麗なる一つ宇宙祭壇へ
叡智に充ち自ら捧げいく
可能未来へ向かい努め生く


  ☆


愛ヲ育てず儲けニスル
鋭く尖った剣ノ力 、 ....
梅雨入り前の雨降りに
ぽつんとまぁるい橙の
向かい家の明かり灯り
瞑目すれば
もういつでも 、
内から溢れ返る白銀の
ひかりえーてる
自らと共に常に在り

けれども何とも如何せん
 ....
母と共に庭に咲き開いた花々を摘んで瓶に詰め
クラスで流行ってた朝市に売りに出したら

玩具コインで買って呉れたクラスメイト、
中身掻き出し 眼前で ゴミ箱に捨て去り

瓶だけ大切そうに持っ ....
私は美の残響を体験しつつ
自らの意識シッカリ保ち対面しながらも、
美に呑まれ〈Killされる〉事など最早しない

 芸術なるもの 未だに在るとするのなら、

それそれら 人の為に世の為に在 ....
緑に囲まれた湖沼の透明な厚み
瞑目する意識ノ視界に流入し
次第眼下遥かにしながらも
赤く濃密に張り付く如く朱に染まる花の
立ち現れ見事あざやかゆくり咲き開きいき

 宙空に浮き上がっていく ....
時を迎ふる浜辺に佇み 、

 息する脳髄の気の出入りに
  微妙な音響輪郭の手触り
   時と交わりいく魂の波音
  遠い過去から打ち寄せて
 ぐるり未来未知から響き来る

 射し込む ....
頭もたげる眠り草
脈動する脳髄に
何時しか宿る想念の
絶えず木霊し告知する
墳墓を共にひっくり返せと


  ☆


五月雨の
ふるふるふるへる

撹乱の 宇宙乳房よ

 ....
うっとりと
しずか
しずみこむ
たましい
たたみ
しんしんしん

 光の柱廊の
  伸びる伸びる
   猛スピードで
    奥へ奥へと
    逆流する時間の
   未来未知 ....
脳髄にて
独自に息をし
スゥスゥ響きの
絶え間ない木霊
ゆっくりゆくりと
何か言葉らしきもの
音響らしき意味らしき
宇宙吐息の如き小鈴連
反射しつつ繰り返され
この連続スル時ヲ抉り
 ....
死 、

しろい衰弱

人 歩いていく

雪降り積もる途を

ゆらゆらら

均衡保ちつつ 
意識明るませつつ

誰一人いくことのない
自らの自らだけの途を 

灼熱する ....
消える今日の残光を
暮れの頂きから
仰ぎ見れば
鋼の光塊
脳髄突き抜け
残余の空隙に
世界想念
その手を掛け
自らを思考し始める

空隙の意識の
私の心魂
舞台とし
既にし
 ....
黄色の帽子被った子ども達、 
岩肌の急斜面を昇っていく
わんさか群れなし次々と
移り行く季節のこの狭間に
確かな余韻を踏み残し続け

何時しか伸びる伸びる 
光帯となりながら 、

 ....
無限に開けいく
意識の
伸び拡がる
光の裏庭に 

滲み染み渡る死の 
時の響きとなり

ゆくりゆっくり
滑落し始める意識の
裏庭へ留まりゆき

消える今日の残光を
仰ぎ見る ....
わたし
貴女に入って
イケナイから
苦しい痛い
苦痛の塊
と化しテ

触ってることに
見てることに
嗅いでることに

心の入って
居けない

入っていけない
貴女には未だ ....
響き合いの交差点にて僕ら出会い
ノイズの絡み合い弾き合いから別れ出て

気質の互い違い段々畑をそれぞれ埋め尽くし
普遍の一へ、死の奈落越え新た改め出逢うため

それぞれにそれぞれの観を耕し ....
意識のザワメキの
鎮まりいく折 、
無限流れる
光輝の
視界に漲り
肉身意識を
洗い流しつつ
黄金の陽の巨大
ゆっくりゆくりと
沈みいく移動の感触
背景に赤々と焼き付く
つゆゆや ....
拡がる畑の作物の緑が吹き抜ける風に揺れ
聳える樹木の潤沢な葉々は揺るがず
黒い嘴に薄っすら青い毛で覆われたフクロウの如き鳥が
あちらこちら無数無数留まり細やか敏捷な動きで羽繕いし
ゆったりゆっ ....
銀に輝く並木路を
歩みいけば、
別れ際に
写真機構え
透きとほり微笑んだ、
君と出逢えるかな

今日の一日、
意識の無限に開けいく
高まりの先に
死の影
滲み拡がる
光の裏口に ....
銀箔のヒビキ
青みがかり
深く深く
ヒカリ放ちて 、

たたずむ人の三の狭間に

天空直下 月灯りに照らされ、

救われることなく只々掬う手差し伸べて
悪と云う障害を
次々と置き
逃れ去るモノの
残響に 、

達しようとする
人の、
求め続ける 
人の、

流れに向かい叫び続け

おやすみ
愛する人よ、
あなた達は皆ひとり ....
脳髄の中、
後頭部上辺り
思考の言葉 、
私の意志に従い
ながら刻まれつつ
意識の内に響く時々  、

繰り返し繰り返されながら

次第に意識の私の空の容器となり

 地の重力の ....
時の澱みに
いほり透く迄
生きるのみと
痛みの試練
課される苦悩
互い違い襲い
事を異にする度
新た宙宇の残響
血流の尚激し

瞑目意識の視界
にほひ立つ迄
光エーテルの
溢 ....
もはやとほい昔の
父親の葬儀の折、
一番哀しそうな
顔をして居た
普段一番欲深かった叔母さん

昨夜の夢に出て来たのは何故だろう

そう云えば今夜は満月なのだと
ふと想う

天空 ....
眼前に ぶるり
震える頬の
密度、
何を識ろうか その想い

絶えて久しい肉身の刻印 、

ぱっくり開いた
ぬめる漆黒の口に
呑み込まれる
最低地点でこそ
初めて観識り得た、
 ....
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