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赦すこと
と他者に言いながら、
自らは愛する相手他者を
刺し殺そうとする・した
この自己欺瞞を軽く流す愚か者。◯
司りに従い小路をいき続け
青々とした木の葉の一枚ふわりふらり
足許に着地し揺蕩いながら懐いてくる
苦しく狂い乱れる流浪の時を終え
止まるべくもない時の留まるに此処
ゆっくりゆくり裂け開く ....
寄る辺なき一本の傘をしっかりと差し
冬空の透きとほる青をわたりゆく者の魂
都会の地にたおやかな会釈の影をおとした
忙しく行き交う人々の誰一人として足を留めることなく
影は寄る辺なき余韻を残しな ....
ひとしずく また ひとしずく
ごとに消えていく から
滲み入り沸き立つ想い
もう底の其処まで底から此処まで
この喪失の想いを何処で識ったのか
失われていく時間と
対峙を強いられ露わになった ....
コンクリートとアスファルトの
硬直し冷え切った空気を掻き分け
人混みの喧騒の渦中に呑まれ
肉の花弁が押し開く
様々な異臭を嗅ぎながら
まるく濡れそぼった私の魂、
身を振り絞り振り払い
外 ....
今朝はとても冷えるから
立ち食いそば屋に立ち寄って
月見でもしながら喰い温ったまり
そろそろ そろそろと出掛けるか
(お婆さんの雨傘が
眼前でとても低く揺れて居る
顔は傾き僅かに覗き ....
ゆっくり流れ動く蒼天の冷気の
響き輝雲の純白に染め抜かれながら
この地球大地との正しき協和音を形造り
寝そべる牛の駆け抜ける獅子の飛翔する鷲の
人と共に進化する途の高ぶりを鎮め掃き清める
....
今宵の月光の柔らかな白銀の拡がり 、
周辺に無数の星を散りばめ輝かせ
不協和音の地上の呻き聴き取り
協和音の天上へ誘う契機与え
られながらも
同仕様もないこの苦痛、
この ....
自らの
肉の終わり
見切った上で
歌い書き表さぬば、
それ、タマシイの詩書き人に在らずと。
あゝ私の記憶と云う、
奥深き畝溝から飛び立つ
銀の鱗粉の輝き羽ばたき
密やか途絶えることなく
燃え盛る意識の原野に
色付く豊潤な響きの渦 、
ビートを刻み垂直の流出の
次第輪郭を ....
ゆるりと白雲の流れ、
一拍、一呼吸置き
ふと見上げたら
もう消えて
自らの意志を行使した
冬空の青だけ厳めしく
冷える人の肉身を見下ろして居る
仕方なく手打ちを二 ....
下に在るものは上にも在るように
上に在るものは下にも在るように
哀しみの雨は今日も降り続け
貴女との電話は繋がらず
今日もまた哀しみの静かさに
死んだ後に在るものは生まれる前にも在る ....
あおい青い大空がひろやか広がり
ふとよろりお爺さんが眼前を過る
あんれ、まあ 不思議なこと、
外出したとたん待ち合わせた様に
連日二日見た禿頭痩身の背の高いお爺さんが
眼前を歩むのだ ....
肉身として
先ず在るこの私は 、
〉寒いねぇ、寒くなって来たねぇ〈
と身近な友に話し掛けながら も、
光の意識 、瞑目すれば
最早意識の内を常に不断に
自ずと光り輝かせる私
....
さらさささ さらさささ
盛んな緑葉の群れ踊り、
受ける光を掻き混ぜて
風を受けて風流し
時空連続の体を為し
さらさささ さらさささ
留まることを知りません
あの子は深い思い遣りに
....
足許の明かりを響かせたなら
独りの私が新たな家に還るだろうか
あゝこの天空を仰ぎ見ればただただ青 、
貴女たちの住処は真ん中に
まぁるく黄金に輝き燃え盛り
地上の生も死もあまねく照らし出 ....
白銀の輝き無数
漆黒から浮き立ち
魂のそれぞれの
深い懊悩を携え
不規則に円周辿り巡り
打ち叩きながら息し生き
この夜を前に佇む静かさに
意識視界の深き処に
自らの在るを創造ス ....
外に夜忍び寄り
内に明かり灯り
光帯び細途伸びて
涼やかな風、
すーっと一筋
開かれた硝子戸から
瞬きすること
二度、三度
見開かれた眼に
ゆるりゆっくり
時の留ま ....
あらゆる場面の悲しみが
不変の透徹とした哀しみの
響きへと変わりゆく瞬間、
あゝ打ち付けられ心張り裂ける
あの瞬間の磔り付けにされた感覚
識る者ならば 、
それ以上を何を語れると云うの ....
石破の目付きの悪い
あの真剣に思い詰めた眼差し
何処を何を観ているのか 、
派閥の論理に揉みくちゃにされる理想
あゝまたこの人も押し潰されるかと。◯。
冷える朝の大気の最中を
自らの熱しっかり保ち
駅階段昇り歩む人の
ひとりの影踏み締めながら
独りに次第に成りては
歌声内に鳴らし響かせ
明るむ意識にふと眼をぱちくり
駅最階上の奇跡の光景 ....
自らの居場所無くさないようにと
滲み出す果てない家族の団欒に
一時の幸せを噛み締め味わい吐き出し
果てを見切りて一切の血縁を切断し、
引き裂く力を凝集スル覚醒の魂に 、
わたしの絶 ....
ちいさなやはらかなあなたの手が
わたしのかたい手から離れたとき
到来した秋の空はどこまでも青く高く
知らないうちに路傍の小花は咲き開き
ずっとずっと一緒だよといふ声
どこかからどこか ....
悠揚たる時空の逍遥、
紫炎の鳥の群れが飛び
無数の光の樹林聳え立ち
血縁切断した剥き出しの自我 、
着地する新たな地盤の響き聴き入る
水空に為って逝く迄に鼓動刻み
ゆっくり凍り付 ....
肉体の苦痛発作に
毎夜苛まれながらも
耐えて居るのは
確かにこの魂の内なる独りの聖なる私、
私である と、自らを繰り返し定め立てながら。◯
与えられた一日を
弛まず営み努め
時をかち割り続け
次第唐突に現れる
沈黙の凝縮
瞬間と云う時点 、
ゆるり延べ広がり
直進する時の
現れ 新たに為し
響き放ちなから展開 ....
何かが生まれ落ちる
瞬間に 、
太い光の柱が走り
独りとしてのひと、
この聖なる私なるもの
剥き出しに曝け出され
大宇宙の天蓋の切迫し、
この異様な人生の反復の内に高められ
....
秋雨に濡れ
さやか赤々と
はぐれ泣く子を
眼差す曼珠沙華 、
今の此の世のあからさまの一端
図らずも見てしまい
居場所無くし泣き続ける子の
その恐怖と絶望を知ればこそ
....
そよいでいるそよいでいる
涼風にそよいでいる
ゆったりとゆっくりと
のびのび伸びゆき
声が言葉が
内面の細やかな
発露を求め現し
言の葉の種を蒔いた
宙の宇宙に焦がれながら
みずみず ....
赤い帽子被った
ふっくらした頬の
白人の金髪の女の子の
眼差しふと受け点火され
だから私は云ったんだ、
私は存在スルと直截に
時流切り裂き垂直に絶えず
私である、私が在ると
....
森田拓也さんのひだかたけしさんおすすめリスト
(53)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
五行歌、GetAngry戦慄(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6*
24-11-24
小路より大路へ、そして(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-11-24
光の翅と還りゆく詩の人と*
-
ひだかた ...
自由詩
8*
24-11-23
詩想、スカーレット_魂の強度
-
ひだかた ...
自由詩
6*
24-11-22
西武池袋線、魔と魔(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6
24-11-21
日々の響き
-
ひだかた ...
自由詩
8*
24-11-20
詩想、一つの途
-
ひだかた ...
自由詩
6*
24-11-12
詩苦、四苦、、月光。〇。(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-11-11
五行歌、人性の警句
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-11-10
歌声
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-11-10
イートインでコンタクトを
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-11-9
反復の強度
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-11-8
木枯らしの顔
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-11-7
初冬、この私は
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-11-6
お天道様と緑葉の子ら
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-11-5
帰郷
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-11-3
意識の己。◯ノイズリダクション
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-11-1
訪れ意識に
-
ひだかた ...
自由詩
6*
24-10-31
金星
-
ひだかた ...
自由詩
7*
24-10-30
五行歌、眼差しに映るもの(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-10-29
Soul_Love_独り人の_、(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-10-29
FOR_MY_LIFE(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-10-28
しあはせ秋
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-10-27
招宴の自我
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-10-26
五行歌、私である
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-10-26
Drums_Between_the_Bells*
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-10-25
途のわたし
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-10-24
暮れる秋の眼差し*
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-10-23
還る言葉
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-10-22
意識の光景
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-10-21
1
2
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