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ねじれた果実の熟すころ
死は昨日のように訪れた
時間の底に焦げついた
小さな獣の影
かどわす風にいま黒い水を渡る

古い橋の真中から
栞を落とす子ども
その萎えた手の甲か ....
すずめを追ってヒヨドリは
桜の色葉をくぐりぬけ
共に素早く弧を描く
糸でつながったみたいに

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落葉が元気に駆け回っている
ヌードになった街路樹の
先っちょでわずかな枯葉が千切 ....
菊西 夕座さんのただのみきやさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
逝くまで書いて- ただのみ ...自由詩9*24-3-2
見上げてごらん空耳を- ただのみ ...自由詩5*23-11-11

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