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ああ春霞
それともかすみ目か
大切なのは自分のまぼろしだ
それが大きななにかを映し出した
鏡の砕けた欠片だとしても
預言者はまぼろし中で真実を見る
多くの人は現実にまぼろしを重ね ....
*
ねじれた果実の熟すころ
死は昨日のように訪れた
時間の底に焦げついた
小さな獣の影
かどわす風にいま黒い水を渡る
古い橋の真中から
栞を落とす子ども
その萎えた手の甲か ....
すずめを追ってヒヨドリは
桜の色葉をくぐりぬけ
共に素早く弧を描く
糸でつながったみたいに
*
落葉が元気に駆け回っている
ヌードになった街路樹の
先っちょでわずかな枯葉が千切 ....
菊西 夕座さんのただのみきやさんおすすめリスト
(3)
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古い古い一冊の雑誌のような人にわたしはなりたい
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ただのみ ...
自由詩
4*
25-4-20
逝くまで書いて
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ただのみ ...
自由詩
8*
24-3-2
見上げてごらん空耳を
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ただのみ ...
自由詩
4*
23-11-11
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