詩想11
ひだかたけし




脈動、日々の路傍の花の群れ
光の響き、ひたすらひたむき

 (この世界の平面を踊り明かせ!
 垂直の次元を生き意識する為。)

路傍の花群れ、枯れ無数緑の実
響きの光の響、意識の垂直抉り

 (眠り続くもの、こんこんと湧き
 横たわる無限、沸き立ち生動し)

変化し続けるこの世界の無常、
主体なきひたすらひたむきな行為に
より深くより高く垂直の次元を召喚し、

この世界の無常ひたすらひたむきな行為の その主体、
照らし出す光の響きの光 私の意識という舞台に在らしめ。

  





自由詩 詩想11 Copyright ひだかたけし 2023-09-11 15:29:59
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