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 十二月から三月いっぱいは無人駅の除雪作業員として、ごく早朝の勤務があり、あまり深い睡眠を得ることができなかったが、四月に入りそれがなくなり、割とよく眠れているのではないかと思う。
 家業、山 ....
 一日の襞をなぞるように日は翳り、あわただしく光は綴じられていく。
万遍のないあからさまな炎天の午後、しらけきった息、それらが瞬時に夜の物音にくるまれる。光のない世界のなかで、何かを照らすあか ....
 詩が書きたいのに書けないという病に陥ることがある。しかし、締め切りがあるわけでもなく、誰も私の詩を待っていてくれる者など居ないし、金銭的価値もないだろう。
 私にとって詩とは何だったのか、と考える ....
 今年の冬は暇な時間が多くあり、読書に勤しんだ。本来、読書は楽しむものであり、勤しむものではないだろう。
 平井図書館長は本好きであると紹介させていただいたが、繰り返し少々彼を紹介する。図書館長とい ....
雪は身じろぎもせず降っていた
無人駅のホームはすでに雪で埋め尽くされ
その明るさはほんのりと
ともし火のように浮かんでいた

ストーブを消し、鍵を閉める
無人駅の除雪番からの帰りしな
積 ....
 数日前の日曜日、めずらしく一日中掃除をした。夏の初めと晩秋に行われる保健所の巡回のための掃除である。年に二回、保健所職員と食品衛生指導員が各営業施設を見て回る。基本的になぁなぁな巡回でしかないのだが ....
室町さんの山人さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜明け前を歩く- 山人散文(批評 ...5*22-4-9
夜_- 山人自由詩5*22-4-2
詩はどこにあるのだろうか- 山人散文(批評 ...8*22-3-29
読書における娯楽性と読破という苦痛について- 山人散文(批評 ...3*22-3-14
ともし火のような無人駅をあとにして- 山人自由詩15*22-2-5
掃除- 山人散文(批評 ...5*21-7-8

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