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過去形の歩き方で温い無音の影になって朝を待っている。



きみが手を振ったら発光するみたいに約束を喉に沈めた春、表に出さない感情を分かり合わない、脆く引き摺るわたしの曇った声を憶えている。
 ....
最初は真面目にインターネットサーフィン始めたのにさ
いつの間にかアダルトサイトに夢中になっている
男とオンナのアレするところ動画で見たくなって
ひとりよがりの世界で果てる

一人前の男だった ....
二〇一六年十二月一日 「不安課。」


きょうは、朝から調子が悪くて、右京区役所に行った。
なぜ、調子が悪いのか、わからなかったので、とても不安だった。
入り口に一番近いところにいた職員 ....
虫はとにかく無表情で
平坦に、あるき
あしたのために飛ぶ
風が吹く日には、どこか
知らないくぼみにひそむ
考えることを
排除された虫は
あらゆるものに見向きもせず
ただ、生き
食らい ....
スズランスイセンが揺れている

こくこくと揺れている

つまずいたら
抱きとめる つもりか

はる
ひと房の 想い
昔、17の頃
漢検2級を取ったことがある
余命わずかの父は
送られてきた賞状を
額に入れ壁に飾った

ぼくはすこし嫌な気がしたけど
今そのことがふと思い出され
父の心がスっと入ってきた ....
十四歳のある日
ぼくは
あらゆるものが
きっとこのままなのだ、ということに
気がついた
ひとは、ある種の
限られたコミュニテイは
このまま
もう
どこにも
行くことはないの ....
追い求めた末に手に入れたのは
後悔だけで
似たような形状の夢たちは
いびつに微笑んでいる

見知らぬ道の桜吹雪

励ましのつもりでも
わたしには冷やかしである

咳払い一つで世界が ....
原稿用紙100枚400字詰めで4万語描かなきゃいけない
100年の生を貰ったとしたらそれを埋めなければならない
嫌だと言ってもたいした選択肢もないので

義務教育ですくすく育ちすぎたのに
生 ....
日が暮れ また陽が昇る
あたりまえのことに心が向かうとき
もう怒りはない
風もない

逸れた鳩がじっとしている
群れに戻れるだろうか
気にかけながら通り過ぎる
通り過ぎてばかりだ

 ....
また一夜が明け
光溢れる一日が来たよ
風はそっと穏やかだし
空はぼうと水色だし
街は花の香に包まれて
実に飄々と軽やかに
ステップ踏んで春は行く
おれはのそっと鬱だけれど
六十一回目の ....
詩集を出したばかりの頃
卒業後初めての同窓会があった

みんなそれぞれの世界で活躍していて
「詩集を上梓しました」と宣伝すべき立場と
疎ましく思われる現実とに混乱した

高1で同じクラス ....
雨粒がポタリポタリと落ちるのを
ショッピングモールの四階の暗い駐車場で
一緒に見ていた
やわらかい君の太ももはあたたかかった
じっと雨粒を見つめているその長めの睫毛は
ぼくにとてもよく似てい ....
月が綺麗だ 否、美しい そんな時ぼくはどん底だ
早起きした 街は待機している ぼくは寝不足だ

きょろきょろしながら手を引かれて歩いていた
犬の散歩と同じだ ただ母の手だった
なぜ こんな幼 ....
薬を飲む度に
副作用に詳しくなる
健康体では
悟れなかった心を
一つずつ教わるように
悪くなっていく
怪我や病気に
甘んじることは
何も知らなかった自分を
塗り替える
頑強に出来た ....
音の滴、斑点となって飛び跳ね
郷愁、遠い深みから到来する

胸掴む憧れ、未知から溢れ出し
遡行する魂、源頭の水流を浴びる

振動する大地 、脈打つ心臓
  終わることのない命
   終 ....
耳から咲いたうつくしい花の声たち
眠っているときだけ、咲く花がある
あなたはそれを観る事はないだろう

生きた証し、誰かの
言葉に耳を傾けた証し
母さんの声は咲いているか
愛しいあの娘の ....
古い家の
庭の奥にある
沈丁花が匂い始めた
古い家の
古い歴史の
春の匂いに
春の陽が
陽だまりが
町中が染まっていく
もう誰も生きていなかった
古い時代の春が
足元から広がって ....
手綱に導かれながらよろめく
いつの間にか鉛の靴を履いた

老いに削られ痩せ衰えた体
荒々しい息が吐き出される

ひとつひとつ生まれる幻影
熟さず霧散する己を舌で追う

間もなく土に帰 ....
緩やかに
空気が流れる
弥生の宵、
懐かしい匂い
鼻腔を巡り
大気圏から降って来る
息吹く命の源を
ゆっくり静かに呼吸する

 ああ、魂はうっとりと
 息吹く命の香に包まれ
 何 ....
鏡の前でなら正直になれるよと
その子は涙を拭った
真っ直ぐに見れない目が
ある筈だった日々を引き寄せて
手離せないでいるその指を
ひとつひとつ解しながら
私にだけ教えてくれた気持ちは
も ....
手のひらの丘を
橇に乗ったヒグマが滑って行く

なんとなく
ユング派にかかりたいと思う

未来の博物館では
ヒトの剥製が祀られるだろう

良い詩をたくさん知っている
ぼくは不眠症だ ....
あるいはがらんどうの街に棲む
たまさかさびれた繁華街で遊ぶ

恋の歌は春の猫のように
かなしいやさしい歌だろう

愛は重すぎていつも栄養学的に
分析できないものなのでしょうね

失わ ....
荒れ狂う海を見た
 防波堤は決壊し
穏やかな海に遊んだ
 日がな一日泳いでは
甘やかな海を味わった
 夕げに貝をほじくり食べ
律動絶えない海を聴いた
 夜の浜辺に蟹を追い
太陽を溶かす ....
そうだね、
戦争があったんだ。たしかに。

私の血の中に流れる色のない祖母の声は、
終戦の真っ青な夏空をしている。

春はどうだったろう。そういえば戦争の春のことを
聞いたことがない。春 ....
傷付く事にも慣れたなんて哀し過ぎる
消えてくれない痛みに彩られ
綺麗な心を捨ててまでも追いかけたい夢がある

日曜日は新しいスケッチブック
最初に描いたのは何もない空だった
世界を動かすそ ....
茜の斜光の残像が
余韻響かせ揺れ動き
赤胴色に燃える富士山が
傾く夕陽に落ちいくとき
私は覚えずひざまづき
褪せて青澄む天仰ぐ

あゝ秘匿された未知なるものよ
おまえは今日もヴェールに ....
ディズニーランドのなかにディズニーランドがあるようなもの
あるいは
ディズニーランドの外にもディズニーランドがあるようなもの

おはよう、正解のない世界
いつの間に白くなったのだい?

 ....
入間しゅかさんの自由詩おすすめリスト(28)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
温度過去形- 水宮うみ自由詩3*21-7-9
インターネットサーフィン- こたきひ ...自由詩421-7-8
詩の日めくり_二〇一六年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-7-4
虫の生活- 山人自由詩14*21-4-21
ひと房- 道草次郎自由詩821-4-16
漢検2級を取ったことがある- 道草次郎自由詩11*21-4-11
十四歳で死んでいったやつらに- ホロウ・ ...自由詩16*21-4-6
春霞- TwoRivers自由詩8*21-4-4
ニュートンの運動方程式- 梅昆布茶自由詩1021-3-30
無風- 空丸自由詩1821-3-25
うっとり鬱で- ひだかた ...自由詩13*21-3-23
同窓- 鵜飼千代 ...自由詩15*21-3-21
笑顔- 道草次郎自由詩10*21-3-21
今日は金曜日だったんだ- 空丸自由詩1421-3-18
綺羅星- yatuka自由詩221-3-11
螺旋- ひだかた ...自由詩7*21-3-10
たまゆら- 帆場蔵人自由詩12*21-3-6
匂い- 黒田康之自由詩221-3-5
老犬- 宣井龍人自由詩16*21-3-4
来る春- ひだかた ...自由詩821-3-3
Diver- 妻咲邦香自由詩321-3-3
インソムニア- 道草次郎自由詩6*21-3-1
春のうた- 梅昆布茶自由詩1221-3-1
海よ- ひだかた ...自由詩621-2-28
春の花- 田中修子自由詩14*21-2-27
エディブル・フラワー- 妻咲邦香自由詩121-2-24
夕景未知- ひだかた ...自由詩721-2-23
積雪- 道草次郎自由詩9*21-2-18

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