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   白い漆喰が
   薄く、褪せて
   遠くの
   {ルビ草原=くさはら}で

   掛ける
    言葉があれば
   ひとつの
   声を

    一本の 煙草 ....


 たとえ どうして 流れを {ルビ留=と}める 事 は できない
 時計の 針の {ルビ音=おと} あかい 水 あのときの 紫に 覆われて
 過ぎ去っていく その ことを 情景の 景色に ....
 雨
 {引用=水}
  に
 針{引用=が} 蟻

 革

  の本


 インク

{引用=は}
 柔らか

{引用= 𝘪𝘵}{引用=+}
 刻印


 香料 ....
いまとなれば
遠いおはなし

うすい膜のなか

半透明の階段をのぼる
(あしおともきこえない)

くうきの浸透圧で
うかぶ猫の蒼い眼が揺れる

水の音が、間隔をおいて、したた ....
波がそよいで

靴底に、沁みる

遠い水を{ルビ浚=さら}い

 海が伝う。

    {引用=あの日}

そっと {ルビ掬=すく}い

手の内にきえる


一瞬、少 ....
 


それ は 、無言、の内に

、声 、を発する

なにも 語らない 、有機的な 沈黙 、

 そういうものに 触れていた

雨に、 打ちつけられて

 そうして佇んでい ....



   。
  

  たくさんの浮き輪が、水の上にあります





  いろいろな色をして、波間を揺蕩います





  どこまでも遠く、流れていく、彩色の点 、


 ....
{引用=


雨に

敷石が
打ちつけられて

街路を
アーケードを
抜ける

人は
皆、足ばやに
とおりすぎていく

誰も皆
コートを 被り
人は、帰りにいくね。 ....
{引用=

 雨
 、雫

 ぽつん
 と落ちて

 飛びはねる

 夜の
  電灯
 羽虫達

 小さな
 電灯
 飴色の
 雨
  雫。

 もう
 行か ....
かつて
とある、
街に
浮かぶ
球体

中に
佇む
景色
に、
確実な、時間の
流れが、様式を
紋様に、開封に
、コカ・コーラと
印刷された便箋に
手を繋ごうとした ....
あの青い森のなかで、鳥達は囁き、
微かな木漏れ日がさしこむ時、

 ふいに蝶が風に揺られ

木々から滴る水は
ぽたぽたと地面に円を描いていた。
水槽の中の海月のように、
ゆらゆらと揺れ ....
{引用=

_ -

.

    もしもそれがいまや失われて
    とりもどせないものだとして
    そこなわれたものがあるなら

       ....
{引用=


             。       •



    針樹の翅が 、はためくとき 、

   とうめいの空には 、宛のない日々の輪郭が 


        ....
田中宏輔さんのryinxさんおすすめリスト(43)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
郵便配達夫- ryinx自由詩6*23-7-15
Untitled- ryinx自由詩5*23-7-7
午後。- ryinx自由詩8*23-6-29
sketch- ryinx自由詩4*23-6-24
raindrop- ryinx自由詩8*23-6-22
stone_.- ryinx自由詩6*23-6-10
1⃠0⃠/2⃠6⃠- ryinx自由詩4*23-4-29
_雨。- ryinx自由詩5*23-3-15
雨、雫- ryinx自由詩3*22-8-7
空白「音」- ryinx自由詩2*22-8-2
無題- ryinx自由詩2*22-8-2
if._- ryinx自由詩4*22-5-27
針樹の翅、砂の- ryinx自由詩4*22-5-17

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