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木目に沿って歩いて行く
輪を描き運に従い
静かさの波打ち奥まり
暗闇の上層にぽっかり穴開き
水色の空、白雲の流れ うっすら
青い光帯び ひろがりいく

年輪を重ねリズミカルに木目刻まれ
 ....
ハイビスカスの花開き
水の面掠め飛ぶ原色の鳥、
燃える太陽の無限に向かい立ち
天空の濃密な青、人を貫き染め抜く。



私の内にすべては込められ
私は、
次々と浮き上がる
意識の光 ....
この夜の訪れ
闇の深まりゆき

確かに灯る明かり
橙の色に向い家から
外に温かにほんのり広がり

対し、

輝く内なる光の海
無限に拡がりゆく
銀から黄金に
未だ透明には至らず ....
うっすら淡い黄の光に包まれた木立、

朝なのだろうか夕なのだろうか

時間がふっと透明になり

地を敷き詰めた落ち葉たち、
透明な時間に舞い上がる
漆黒に渦巻く闇から解放され

う ....
ススキの穂が揺れている
首をかしげて揺れている
しなやかにゆるやかに
白銀、白銀、白銀の揺れ

ゆうらりゆうらりゆららゆら

言の葉散らし沈黙のうち
微妙なヒビキ木霊して
ひそやかに ....
濃緑の葉群れ、
波打ち照り輝き
歓びの眩しさ
命の純粋
恐ろしい迄の
命の威力

新緑の季節、進み深まり
街道沿いの落葉樹たち、
枝葉を繁茂させ絡ませ合い
五月の青空、五月の風に
 ....
器、
使えば使うほど
汚れヒビ割れゆくもの
汚れヒビ割れゆく肉体に
宿る魂、使えば使うほど進化スル意志
木橋で出来た小道は途中
宙空で突然に途切れ
もう一歩も踏み出せない
処マデ来た私、
足下に
こんもりと山々の深く濃い緑の森林

ひろがり在りて在りて広がる、

向こう遥か光の海 黄金 ....
終わりに向かいて
放つ火、 

それ、 
この世界この現の在り開き示され

その人この人、
それぞれが掴み取った世界現実と。
漂いに雨の降り
彷徨いに晴れ上がり
あなたの瞳に広がる砂漠
水を求め深井戸へ降り行けば

底から溢れ流れ出る思惟の力動線、

直観を掴み取り世界の在り生成するを
体験させ意識化させる認 ....
いたるところ花は咲き誇り
いたるところ花は萎み枯れ
街行く人の方向はあちこち
ばらばらとはらはらと
葉は枯れ落ち育ち茂り
空は変わらず青く青く
俺は境界線で破裂する
子音と母音の
造形と響きに
宿る神々、
意味は未だ無い
ただ聴き入るのみ


「初めに、ことばがあった」*
意味伝達手段以前遥か
ことばに宿る神々の現、
造形と響きに
「ことばは ....
雨が
少しばかり
降った夕、

濡れそぼった
喧騒の街が

包み込む円球に悶え

内側から
破裂しそうに
なりながら

一日の針を
間断なく進めていく
無常の時流に

 ....
平安時代の
日本の人、
魂や霊
当たり前のことと
捉えていた、と云う。

憧る、そんな時流の最中に在り

憧れる、という主観的意味を離れ超え

あくまで客観性を持ち魂の肉から離れる ....
闇夜の坂道に落ち行き
突然に遠く消える君、
僕の想い描いた
理想、吐き出せないママ

逃れいく逃れゆく、

三鷹台というホームに
たこ焼き買い夜な夜な
神田川沿いのベンチに座り
熱 ....
かつて帰る家路があった
今、帰る家・故郷、喪失し
新たな家路を辿り紡ぎ行く
憧れの地平 確と眼差し
内鳴るフルサト湧く沸くと


土佐の海鳴りカツオの叩き
はりまや橋の赤々と浮き立つ
 ....
ぽっかり
穴、あいて
なんの
深みもなく
なんの
形もなく

無限のたゆたい
無限のひろがり

 すっと黒い円のなかに黒い円が在る

白い点は円のなか
段々広がり破裂し

 ....
私が得る愛、
私が造る愛と等しい
と、ビートルズ最期に
努め営み続ける意識の過程、
それは真の愛に至る途だからと、私。


この肉の魂の精神(霊性)の
苦楽ジェットコースター、
なん ....
セブンイレブン、イートイン
初冬に飲むアイスコーヒー、
砕氷は溶けず身体冷えて冷えて

向かいに営業していた喫茶店、
半年で潰れ
ガラス戸越しの漆黒の闇

日々青い青い空ひろがる
東 ....
清らかな
水流、蒼天を流れゆく

鳥の啼き声、辺りから鋭く響き

きらり、きらり
太陽の光滴 蒼天の水流を飛び跳ね

ふと躍り入る巨大 宇宙の心音在り。
転覆してしまった
砕氷船は
海のど真ん中
沈んでいくよ沈んでいくよ

孔雀と戯れている少女の言う

夜陰の街並みを
大勢の南国の人々
ぞろぞろ歩む一方向に

あれは何?と少女に尋 ....
風 一吹き、

風景の

すきとほり

あける荒涼の光景の、

わたし何想うことなく只集中し

風一吹きの感触包まれて白手伸ばす、

 一ふき風のふとどよめく感情

その内 ....
巨大緻密な力動の圧倒、
この意識の深み抉り蠢く

水の谷間に沈み浮かび、

隠された象徴の意図PLAN担いて。
わたしはふるさと
私が還るべき処

ワタシ、

私は私の故郷 ぎゅっとぎゅっと抱き締めて

 (彼女は子を産めない、
 凛として涼やかに
 冷徹威厳の匂い
 柔らか漂わせ
 石女 ....
花々よ花々よ、咲き乱れお前たち
紫に白にいよいよ群れなし沸き起こる
それら命の躍動広がる貪欲な光の放熱

わたしには未だ未だわからない、

咲き乱れるお前達という象徴

そのひそやか秘 ....
さざめきざわめくのは風の太陽
「今日もお暑い一日で」
風の太陽、さざめきざわめく光の海原

生まれる熱風、光の海原を今日に吹き広げ

 
ハイビスカスの花開き
水の面掠め飛ぶ原色の鳥、
燃える太陽の瞬間に凍結され
大地を包み込む天空の濃密な青。


私の内にすべては込められ
私は想い出すことを意志する、


太古から ....
破裂する水素の浮遊、
熱せられた鉄板は伸び
連打される削岩模様の光滴
やがて寂れる恋愛残照近付き

曲線の湧出と膨張に伴い上昇する雲海

 なんだろう?
 笑ってしまう、
 わたしに ....
白昼夢のように
陽炎に揺れる空の青み
光のなかへ還っていく

熱するアスファルト踏み締め
延々と続く葬列蒼白く微笑み
光の庭で踊り叫ぶ狂女の言の葉、
舞い散らし受け止め呑み込んで

 ....
異様な輪郭、
漆黒の色彩と合一し
湾曲しながら立ち塞がり

聳え立つ、オマエ 誰だ?と

自らの内なるもう一つのジブン
それ、生産的な創造的な実在の核

夜闇に直観し委ね集中しながら ....
ちぇりこ。さんのひだかたけしさんおすすめリスト(375)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
意識の光景20- ひだかた ...自由詩823-12-29
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意識の光景18- ひだかた ...自由詩5*23-12-28
意識の光景17◯対照のヒビキ- ひだかた ...自由詩5*23-12-27
五行歌、老いること- ひだかた ...自由詩5*23-12-26
意識の光景15- ひだかた ...自由詩723-12-25
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詩想51- ひだかた ...自由詩6*23-12-19
飢餓(改訂)- ひだかた ...自由詩5*23-12-19
詩想48◯ことば、五行歌借り- ひだかた ...自由詩7*23-12-14
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詩想44〇あこがる- ひだかた ...自由詩5*23-12-10
夜想- ひだかた ...自由詩6*23-12-9
五行歌、家路- ひだかた ...自由詩6*23-12-3
意識の光景11- ひだかた ...自由詩523-12-3
詩想43〇愛について、五行歌借り(改訂)- ひだかた ...自由詩6*23-12-2
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意識の光景10(改訂)- ひだかた ...自由詩523-11-30
深紅のスカート- ひだかた ...自由詩6*23-11-26
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自我- ひだかた ...自由詩423-9-6
ふるさと・うまずめ(石女)- ひだかた ...自由詩723-9-5
小さき草花の花群れに- ひだかた ...自由詩623-9-5
残暑- ひだかた ...自由詩623-9-5
詩想10- ひだかた ...自由詩723-9-3
軽快- ひだかた ...自由詩4+*23-8-10
還っていく(新訂)- ひだかた ...自由詩323-8-10
詩想2- ひだかた ...自由詩3*23-8-9

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