すべてのおすすめ
外は寒いよ
凍りつく

あなたは
大変だったろう
その命燃やし
未だ二十四

どこにいる?
何処に居る?

)オマエは七階から飛び降りて
)砂漠の棺で陶然と
)いつも夜更けに ....
浮き上がる、一足の靴*1が、わたしを笑う

有らしめよ、在らしめよ

と、

みんな、とおいむかし、でっかいひとつの、カタマリだっだんだ*2

と、

流れ出たこの世に、
溢れ出 ....
冷たい風、
死者の影に
まとわりつく

あなたのいる限り
無限の光彩輝く限り

渦巻く潮の底、
ひっそり潜む
もの 想う

瞬く星は消え
高く高く、紅色に
明ける空、
百万 ....
太陽が輝き
雨が降り注ぐ

この広大な墓地にて、

声を限りに叫んでも
誰にも届かない棺の中

沈黙の荒野を想起し
この砂漠で寝起きする

変拍子で進む旅
くぐもった声が絡み付 ....
くつろいでいるんだな
いつものイートイン、
いつもの濃いめのアイスコーヒー

午前だけ、
朝の薬に病状は落ち着き

顔を上げればガラス越し、
街はいつのまにか
雨に濡れ
傘の黄、黒 ....
異邦の人、独り
高曇りの空、歩む

街、穏やか
涼風は吹き抜け

現に馴染んだ者達
群れをなし
秋の甘やかな大気に浸る

異邦の人、独り
平静に包まれ
高曇りの空を歩みながら
 ....
棚引く雲のように
白く身を浮遊させ
何の企図も無く
この世界の旋律に
わたしは深く
包み込まれる

荒涼とした大地、
倒れゆく街並み、
闇の匿名性の襲来、

老いて生々しい
あ ....
父は沈黙を支配し
静謐は直観に従う

深夜に一日は生動し

わたしの思考は
宇宙へひろがる

この戦慄を貫く混沌、
この旋律を貫く企図、

躍る世界は荒野の声を響かせ

雪に ....
この疼痛
なんぼのもんじゃい
と、

掻き乱す

肩までも
降りてきた
この痛み
布団、はねのけ
肉は震える

ハッキリと
苦なら苦と
言い、
切る
勇気

明日 ....
眠たげな空、
わたしは滑り落ちて
ひかりの大洋へ
雨降り
ひたすら泳ぐ
ひかりの大洋へ

大空、裂ける
青空、割れる
遥か臨む、
谺のウチュウ

熱い魂と熱い魂のぶつかり合い
 ....
近藤さんちの広い庭の半分は
辺り一面緑の草原だった

 君には僕がみえないの?
 綺麗な君、
 僕には君が見える、
 僕には君が視える、

近藤さんちは鍛冶屋だった
溶けて黒ずんだ坪 ....
世界が暗くなっている
車が通る、人が過ぎる
どんより曇った空模様、
細かい雨が降り始め

道にてアパートの隣人と出会います
彼女は親しげな笑顔浮かべ
手と手を宙で打ち合わせ
互いに挨拶 ....
ナマコのお化けが
くらやみからやって来るとき
人はただ、その場に立ち尽くすのみ

ばくはつするたいようにとけて
ばくはつするたいようにひざまづき

暗黒の窪みに安らいで
すべてを放擲し ....
夕闇、迫るなか
戯れる

子供たちは
歓声の余韻に

時を味方につけ
突き抜けてゆく

大人たちの影を
遥か超え

開かれていくこの世界へ
その輝きに震える心で

  * ....
内部から

現れ溢れる

言葉たち

色とりどりの
増殖する円の群れ

熱を帯びている、燃えている

交わり結び
捉えられ

ひとつのおおきな詩に溶ける
ひとつにひび ....
この秋晴れに、階段を
一段飛びで
上る

ぐんぐんぐんぐん登る
どこまでもどこまでも昇る

すると、

涼やかな風に舞い
白々と透明な綿毛が
無数、数知れず
飛び交って来る
 ....
すべてから
解放され
すべてを
開放し
広大な大地に
遊ぶ

  *

気分は沈み
気分は盛り上がり
まるで大海原のうねり

自我は佇みひたすら静観し

天空に銀河の帯、 ....
土手の
草木が揺れている
熱い風が吹き
彼岸花はまだ咲かない

夏の後ろ背を追いやったはずの
秋が
今日一日、夏の再来に追いやられ
せめぎあい渦を巻く
木霊が
生来の不安と恐怖と孤 ....
躍動するこの魂は
年若くして老いた魂を後にし
悦楽に浸った青い春を
遥か飛び越え
美しさと残酷のセカイの深みへと
闇に包まれ入っていく

とおい、とおい
遠いよ
澄んで湧き出る泉の底 ....
美しい巻物をゆっくり
開くように
声の響きに
耳を澄ます

この肉身を揺らしながら
この肉身を溶かしながら

  *

ジョンレノンのロックンロール

ジョンの声が、魂が、直観 ....
ぽつりぽつりと
雨のふる
道の両側には
花が咲き
鮮やかなその色彩が
浮き立つように躍っいる
自転車で街道を過ぎる
女子高生の
肩口の黒髪が艶やかに揺れ

涼やかな空気に包まれて
 ....
さっきから
雨が降ったり止んだり
強風が吹いたり止んだり

台風の渦が東京に接近する

私は痛む両眼を指先で押さえる
この静謐な心を壊さぬよう
私は痛む両眼をそっと

クール宅急便 ....
降りていく
夜空の底へ
降りていく
瞼を閉じて
降りていく

やはらかなそこへ
そこなきそこへ
はらはらはらはら舞いながら
やさしいことのは散らしながら

降りていく
宇宙の底 ....
何処にも行き着くことはなく
そっと明かりを灯すように
静かに確かに歩んでいる
過程にのみ意味が開き
繋ぐ意味に花が咲く
そんなひたむきな息継ぎを
ただただ静かに晒している

(目眩くよ ....
剥き出されている

神経は逆立ち
熱風に鳥肌立つ
紅の樹木は激しく波打ち
瞳をくりくりと輝かせた
木登り少女は姿を消した

何にもない、何もない
意味は全て剥奪され
記号だけがひょ ....
私たちは同じ
深く澄み孤独
私たちは同じ
繋がり求め

燃えて、激しく燃えて

どうか、どうか 
この反転する闇と光のなか
共にたましいを燃やして
求め合う、繋がり合う
孤独に澄 ....
意識が躍動する朝に
子供たちが踊る

鮮やかに心臓が脈を打ち
光の街が浮き上がる

歓びに充ちた朝、
自分の存在の輪郭が
世界に溶け込み
深い深い息を繰り返す

わたしは生きるの ....
渦巻く銀河の奥に
静けさに包まれた孤独が
あるという

引き裂かれた傷を癒し
呻吟する日々を塗り替え
この世界を抱擁する
青く澄んだ孤独が
あるという

霊性が絶え間なく舞い
透 ....
夜に
道行く人の顔、白く浮き上がり
満月
独り独りの魂が、彷徨する
街道に沿って
ぽつぽつと点灯する黄色い灯り
追いかけて、追いかけて

刹那開かれる永遠に

そっと息継ぐ精霊を  ....
押し寄せる
下校放送響く
夕焼けの校庭

僕ら相撲をとっていた
円い線を砂に描き

中原くんは強かった
尾崎くんは弱かった

斜光が僕らを照らしていた
僕らの命は躍っていた

 ....
ちぇりこ。さんのひだかたけしさんおすすめリスト(365)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
この秋晴れの空の下- ひだかた ...自由詩322-10-21
プロセス- ひだかた ...自由詩222-10-19
散逸〇独りの異人の声、聴きながら- ひだかた ...自由詩522-10-18
ミイラ- ひだかた ...自由詩8*22-10-17
朝にくつろいで- ひだかた ...自由詩7*22-10-17
ツキヌケル、秋の朝- ひだかた ...自由詩722-10-13
切迫- ひだかた ...自由詩4*22-10-9
夜想- ひだかた ...自由詩622-10-8
五行歌・雨、降りしきる深夜に- ひだかた ...自由詩422-10-8
ホノオ- ひだかた ...自由詩5*22-10-7
近藤さんち- ひだかた ...自由詩422-10-7
容器- ひだかた ...自由詩722-10-5
please・傷口- ひだかた ...自由詩4*22-10-3
光の、子供たち- ひだかた ...自由詩722-10-3
ひとつのおおきな詩- ひだかた ...自由詩822-9-29
この秋晴れに、階段を- ひだかた ...自由詩622-9-28
夢の遊戯- ひだかた ...自由詩4*22-9-27
夏の後ろ背を蹴る- ひだかた ...自由詩4*22-9-26
魂のプロセス- ひだかた ...自由詩522-9-25
ジョンレノンのロックンロール・_「おまえにオレをつかまえるこ ...- ひだかた ...自由詩5*22-9-24
新しい朝- ひだかた ...自由詩522-9-23
戦う必要はない、ただ光を眼差し- ひだかた ...自由詩422-9-20
むおん_ちんもく_むげん_むてい- ひだかた ...自由詩5*22-7-6
永遠- ひだかた ...自由詩7*22-7-5
荒野(改訂)- ひだかた ...自由詩5*22-7-4
どうか、どうか- ひだかた ...自由詩322-7-3
光の街- ひだかた ...自由詩722-7-3
青い孤独- ひだかた ...自由詩4*22-7-2
精霊の夜- ひだかた ...自由詩8*22-7-1
校庭- ひだかた ...自由詩922-7-1

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する