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朝ぼらけかすみし山の冬木立
鼓膜に残る響き息の跡

ときはかねときあかねさす井戸端の
夕餉の支度暮れのにおいは

山の中静かに凍る湖が
数億年の冬眠を守る

暖冬に明日、明後日と大 ....
気もそぞろ、心もそぞろ。雪のひとひら、舞い落ちて、土に溶けるように。

オレンジの皮の厚さよ。ピールにして、紅茶にでも浮かべようか。

久しぶりに、のんびりしたいんだ。心のなかは嵐のようでも、 ....
 冬空の 街で消えゆく 虹を見る
 束ねた髪が七色の女
連続する正のピタゴラス数として唯一無二の三と四と五


腐の数を使ってるから交換法則が成り立たない掛け算


数学は頭痛と楽しさをくれるけど、泣かせてはくれないんだなぁ


微分され ....
眠たくて曖昧になるその日々に黒子のように星が散らばる。



電気信号が信仰した天使 電信柱たちに遺伝子。



根も葉もない花を咲かせて尾鰭付き一人歩きするみんなの肴。


 ....
もう来ない誰かの代わりに花を折り 空洞がまた広がっていく


はじめからないものばかりを失って 立ち上がるたびに笑う三月
冬晴れの光のなかを進み行く遠いシグナル仰ぎ見ながら

シグナルは冬陽に揺れる揺れ動く日々の果てから輝き出でて

掴み取る光の海へ泳ぎ出す死すと生きると詮無いことと







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ちぇりこ。さんの短歌おすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- wc短歌10*23-12-14
自由律短歌雑詠(2023年1月)- 朧月夜短歌5*23-2-11
_虹- リリー短歌5*23-1-18
算数- 水宮うみ短歌3*22-10-26
宝石のように眠たい- 水宮うみ短歌7*22-2-3
空洞・三月- はるな短歌322-1-11
シグナル- ひだかた ...短歌521-12-22

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