すべてのおすすめ
身にまとう肉を削ぐのは過去の骨そのしがらみを汚れと呼ぶのか
午前5時曇った東の低い空ぼんやり焼ける朱色の遊び
夜空に浮かぶ雲たちが
死者を迎えに来るまえに
相次ぐ孤独をねじ伏せて
秋の月光浴びておく
駆け込む心の川底に
溺れかけてる恋がある
メガネがないからみえないと
あかるい笑顔で ....
探して消せない恋をして
いつまで経っても恋をする
よるは僕たちふたりの終わらない時間だ
それだけ抱きしめ夢を食べようよ
なんの自信もなくできることもない
最後まで食べきれな ....
重力に逆らうように
ベットからズレずに起きる
スマホを流れゆく画面から
ヨーシャンクのビールを飲む動画が
なにかを悟らせる
とにかく冷水を飲もうと
あしもとを確認しな ....
悪夢から覚めたら
すべてが夢だったとの
夢をみさせて
厳しくない街なんてない
優しくない君がいないように
わずかばかりの運命の齟齬が
なにかを大きく狂わせるんだね
....
道に迷わない
迷わない街だという
東西南北にちゃんとわかる山があり
それを目印にすれば行きたいところへ
行けるという
ちょっと
ホントかなとか想ってしまうが
それはこ ....
信じられない悪魔が
あのときの罪を信じさせようとする
親友が浪漫の香りに満ち満ちて
野に咲くけなげな白い花を
好きなタイプと想ったか
素粒子は
天面輝く星になり
ただ悲し ....
あさ、カーテンの向こうが白む時間が
日々、遅くなって来る
削れない想いを削りながら
生きている気がする
海がみせてくれた芸術を超えた芸術を
心の底に飾りながら生きている
メ ....
たわむれのキスに惑ってその甘い唾液飲み込み立っていられず
たわむれにほおにキスしてその苦い涙の味に落ちそうになる
たわむれにレシートをみてその心使いに泣いて揺れる涙 ....
猫が
さわがしくて
あたし
朝っぱらから
ざわざわする
あたし
窓を開けて
空を見上げる
はだかの感性が
ひらひらと
すきとおる赤色で舞っている
空気がびりびりして緊 ....