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ゆうたりと揺れている
バスタブの湯のなかに
ひとつの固形物を
ポチャンッ!
と入れる

おそらく
手首を切った腕を
湯のなかに入れると
こんな風に儚い美しさを
紡ぎだしてく ....
あまり食べ物や飲み物を
美味しくないと想わない
いわゆる馬鹿舌かもしれない
でもほんとうに美味しいものは
みんなと共感できるので
頭は馬鹿でも
舌は馬鹿じゃないかもしれない
わか ....
心を泳ぐ魚が
とても穏やかな日は
暖かくて誰にでも優しくできるよ

いつも見向きもしない
知らない家のまえに置いてある
鉢植えの花にだって
綺麗だねって心で声をかけたりする

 ....
あなたを抱いただけで
ほら
こんなに冷たいからだが
こんなに遠くを求めるなら
永遠の傷なんて
架空の無傷と同じくらいの意味

止められないのはきっと
くちづけをかわさなかったか ....
「秋、遅い」云ったってあたしゃ知らないよ、まる子みたいに横向きくちぶえ 街をゆく人人がみな
ピエロにみえる理由
それは
アナタが
鬼女だから
なにがあってもなかっても
幼いころからみた夢を消すほど勁い
陽光が街を身を焼くだろう
アナタだけではない
 ....
 

素敵な時間を
ありがとうございます

ふるさとよりも暖かく
何種類もの海のうたが
一度に聴こえてくるような
初めの交響でした

いやなにも
心象風景を問うているわけでは ....
記憶はおそらくは戻らないだろう
泳ぎ去る魚がおそらくは戻らないように


春の大阪湾は
あまり悲しくなくて、いいな


バンコクハクランカイなんて
知らないけれども


夜 ....
 


だれからの
希みも祈りもことわれないなら
哀しい感じの《博愛の女(ひと)》


さらさらと
風に吹かれて揺れる髪
天に三日月汚れた悲しみ


泣く猫の
よう ....
冬山の
白い姿が美しく
想える部屋で朝を迎える




まっすぐな
視線にすこし惚れている
生きてゆくってこんなもんかな



新婚で
過ごした遥か過去 ....
 
オーティスレディングの
『ホワイトクリスマス』という曲

とても親しい人が
亡くなった12月23日に日が変わった
てっぺんすぎ

あらゆるものが
すこし変わったかなと想っ ....
 

うつむいて
幸せ色のチキンみて
南に消えたひとを想う夜



あのころは
まさらな紙を埋めていた
銀貨みたいなメルヘンだった



あちこちに
こぼれる希望の果 ....
 

どれほど日々の暮らしに追われても
これがうまくいかなければ
とてもまずいことになるということを
なんとかこうにかこなしてみても

かかえた罪はきえてくれない

食べることが ....
 

あの言葉
こころに刺さり傷口が
甘い感じで痛む快感


メガネして
さぐりあてるわ『嫉妬目』で
ネクタイゆるめて首すじをみて


麦ちゃんが
まとわりついてく ....
立っている、腰も砕けて座り込むほどの絶望、でもジョジョ立ちで 恋歌を幾百幾千書こうとも紙には書けない彼女の空色 青空に黒い蜘蛛の巣張るように樹々の梢が伸ばす指先  

生きるって
恋することだと想うんよ
離れたのちいま、つなぐ手熱く



その雨の
音をじょうずに不幸がり
傘を買いに、ゆく約束をする



指切りを
なにの ....
 

「愛してる」
街は魔法の夢みたい
ピンクの文字が流れてみえる


ペンギンが
空をみあげて夢をみる
姿みたいに街角に立つ


天使という
名前の雨が降る夜は
 ....
夏空の下
気ままなドライブを楽しんでいると、
ローン35年と言う看板が見えた

あと35年生きられるなら
オレはなんだってできるだろう。
オレは何者にだってなれるだろう。
 ....
(短歌八首)

花が咲き
小鳥が歌う森の奥
そんな嘘だけ酸っぱく聴こえた


生々しい
味するみたいな君の部屋
くつろげるんだ本の匂いが


お日様の
残り香を吸 ....
夜がしなだれかかって来る
その嘘みたいな軽さに
なんだか泣きそうにならないか?
そんなとき
君に逢いたいのに
馬鹿だから馬鹿のままで
毛布にくるまりひとりで眠るんだ
めちゃく ....
  
(短歌八首)

夜に泣く
ただ一匹の虫のうた
眠れないときスマホのうえで


嫌われる
覚悟と諦めだけは持ち
白い嘘つくひとりは楽しい


ただ黒い
シミ ....
 

やっぱりしんどい日もあるよねぇ、

朝起きて、この心、奮い立たせて、
今日一日、
頑張って、笑って生きようと想っても、

やっぱり、
寝る前、
あゝ、今日も一日、しん ....
  

月、笑う
どんな豪華な宝石も
霞むくらいに明るいのです

夢をみた
とてもやさしい人ばかり
出てくる、起きたら泣いていたんだ


夢をみた
まるであなたにそっくりな ....
もんじゃ焼きは

食べたことがない

お好み焼きと云えば
当然
『普通の』
お好み焼き。

キャベツ山盛りの
モダン焼きでもないのに
うっすいお好み焼きっぽいのに
焼きそば ....
あのとき語った
絶対的恐怖とは、
ただ
文明の恩恵を受けられずに
薬が無かったら
なになにで死んでゆく

という
恐怖です。


望月をかけない生を謳歌した
藤原さ ....
むかしはびじんでそれだけでみせもだいはんじょうしてこいびともよりどりみどりだったろじうらのすなっくのままさんみたいにさみしいにぎやかさ

ちょっと、小旅行。

むかしは美人で、
 ....
べつに、
くっだらない人生を
生きてきたとはかぎらない。

べつに、
あんたがいなくても、
そうそう世界の景色は
変わらなかったのかもしれない。

けど、ほんとうのところ
 ....
  

夜空をみあげると
冷たい星たちが
まるで懸命に暖かくなりたいように
瞬いている、

白銀色に
想いを寄せて

いるのか?

私といえば
あいもかわらず、
からだ ....
足立らどみさんの秋葉竹さんおすすめリスト(48)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
宇宙の海の底- 秋葉竹自由詩325-10-13
馬鹿は馬鹿でも- 秋葉竹自由詩125-10-2
闇のうた- 秋葉竹自由詩325-9-27
ながれゆくもの- 秋葉竹自由詩325-9-25
はたけ、こころの短歌- 秋葉竹短歌325-9-11
恋(トクベツなひとのうた)- 秋葉竹自由詩325-6-22
感謝しかない- 秋葉竹自由詩425-5-14
すべてを夢州(ゆめしま)のなかにかえしたとしても- 秋葉竹自由詩325-4-10
悲しみの果てに立つ光射す美姿(みすがた)にすがりたい- 秋葉竹短歌225-1-11
君の鎖骨_2- 秋葉竹短歌124-12-30
泣く必要なんかあるのかないのか知らないけれども、どの『ホワイ ...- 秋葉竹自由詩924-12-24
メルヘン倶楽部- 秋葉竹短歌324-12-21
なんの予定もない冬の旅をしてみたい- 秋葉竹自由詩224-12-20
いつまでも歌ヘタ- 秋葉竹短歌124-12-14
ジョジョ立ち- 秋葉竹短歌124-11-30
- 秋葉竹短歌124-9-23
ブルー- 秋葉竹短歌324-9-8
ムーン・リバー- 秋葉竹短歌124-8-4
泣いてもいいならいいな- 秋葉竹短歌224-8-1
夏空の下- 秋葉竹自由詩324-7-30
ため息も蒼く冷たいひとりの部屋で- 秋葉竹短歌124-6-22
純愛のうた- 秋葉竹自由詩224-5-25
寒いのはこころであってからだじゃないとかいいながら布団に潜る- 秋葉竹短歌424-5-15
刺され!- 秋葉竹自由詩123-4-6
春の風- 秋葉竹自由詩223-4-5
『もんじゃ焼き』を責めないで- 秋葉竹自由詩123-4-1
無尽蔵- 秋葉竹自由詩223-3-25
感謝の小旅行- 秋葉竹自由詩2+23-3-25
マイブロークン_アキハ- 秋葉竹自由詩3*23-3-1
あなたのために鳴る鐘の音- 秋葉竹自由詩223-2-7

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