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暗がりが呼んでいる
それを確かに感じる
聞こえないふりをしていいだろうか
振り返ってはいけないような
そんな気がするんだけれど
そうしたくてどうしようもない
怖いもの見たさとでも
いうん ....
靴を履かせてあげたい
最初にそう思った
雨をふんだんに吸収した
土に埋もれて
爪に菫色を灯して
関節がそんな方へ向いて
素足のままで
歯型までつけられて
三秒ほど見つめただけで
頬を ....
手袋をなくすな
こちらへは戻ってこれなくなるぞ
あんまりに不注意がすぎる
手袋を脱ぎ捨ててしまうだなんて
外した手袋はちゃんと
ポケットの中へ入れておくもんだ
覚えておきたまえよ
それく ....
奥様という響きが嫌に長引く
もう名前では呼んでもらえないらしい
なにを期待していたんだろうか私は

奥様と呼ばれるたびにうんざりとする
遠くを見ても近くを見ても
代わり映えのしない毎日がそ ....
もう二月だとか
まだ二月だとか
思ってしまう

寒くって
春はまだ遠くって
だのに花粉症の症状が出始める

なにかが始まりそうで
終わりそうでもあって
このままでいたいのにと言いた ....
こんな日に海風に吹かれたら
寒いことこの上ないだろうとは思いつつ
それでも大海原を眺めたいと
願ってしまうのは
水分が不足しているからだろうか
または青が欲しいのか
波の音が聴きたいだけか ....
開いた手をいつ閉じたらいいのか
そんなことを考えていた
決してつまらなかったのではないけれど
なにを話したらいいのか
どう相槌をうったらいいかなんて
さっぱり分からなかった
水を飲むタイミ ....
生温かい午後は
初夏の匂いを孕んで
油断させる

眠気を撒き散らし
{ルビ気力=エネルギー}を奪い去り
時間さえも怠惰に流れ行く

束の間
夢を見たような心地を覚え
雷に撃たれたい ....
足立らどみさんの坂本瞳子さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
禁じられた遊び- 坂本瞳子自由詩1*23-5-13
決意- 坂本瞳子自由詩2*23-3-12
手袋- 坂本瞳子自由詩1*23-3-9
奥様- 坂本瞳子自由詩2*23-2-6
二月か- 坂本瞳子自由詩2*22-2-1
海よ- 坂本瞳子自由詩6*22-1-13
喫茶店にて- 坂本瞳子自由詩3*21-12-26
ミルキー- 坂本瞳子自由詩4*19-6-18

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