すべてのおすすめ
人人のなかを貴方は彷徨った
世界知る犬が自分の鼻で嗅ぐ
息を忘れて自らを亡くしてる
春隣 燐火瞬き舞っていた
バリバリと
マヨをかけては
レタス食う
空白を書いては行間を読んだ
他人事の一言どっさりと届く
共感が凶器のように押し寄せる
感性のまま完全に風まかせ
はなむけの花束 鼻につく話
餞別に煎餅 ....
朗らかな月食 良い人を食べる
正解のない生活に解説者
努力して奴は弩弓を引力で
七不思議 思慮の虜は皮膚の底
限りなく文学的なガスバーナー
ラブレター ....
- 自由律、因果律
クスクスの ハリッサ良く效く 辛さ哉
材料は、 牛乳、卵、 「白い粉」。
「プディング」 は 食べたが 「プリン」 など知 ....
眩しくて瞼を不満げに閉じて
末梢を抹消するのを待つとしよう
それ故に故郷の音が即響く
明暗のみえない日々に月の音
飲めないと痛し悲しで日が暮れて
場が荒れてつべこべ言われる筋もない
イライラも家で完結してるから
エンタメを盗みしスパイカメラかな
我が心、皮膚一枚で守りしを
ワンワンと走る一月一日に
ドーナッツ どうなったって 遠い夏
ドレミは逸らし 奴隷の身はソラらしい
文末の先で生まれる未来の木
クッッッッッソ丁寧にくらしたい
広葉樹「直射日光だ~〜いすき♡♡」
花見客の中にサクラが混じってる
ダイイングメッセージまでも五七五
哀しいことを宝石として仕舞 ....
バランスがバラバラになり薔薇になる
目を瞑るようにカーテンをしめる空
自分では分からない自らのこと
言葉の裏側に眠る虫の声
フィクションに暮らすあの子が空想する
物心つく前に聴いていた歌
いつまでもよくわからない水の色
頬を伝う伝言ゲーム遺伝子の
文を書くのに必要な物語
存 ....
川柳を富士山頂で書いている
川柳をジャングルジムで書いている
川柳を校長室で書いている
川柳を頭の中で書いている
川柳をお昼休みに書いている
えええぇー!! ここで会ったが100年目ー!?
UFOに乗って夕焼け眺めてる
銀河系よりすこしだけ強い人
あの店の美味しいパンを食べたい!!!!
川柳のように短い糸だった
文末の句点がもってる円周率。
文章の外へ脱字は逃げてった
匿名であなたと話す夜のまち
あなたとの糸が終わった冬の服
正しくはないけど楽しかった日々
空っぽな瞳の奥の海になる
静けさのなかで光を浮かべている
風景がぼくの気持ちを描いていた
四拍子なのにワルツのような唄
寝るときは瞼が守ってくれた夢
無情にも0乗をして1にする
初音ミクみたいな色の海に行く
ひかりながらカラフルな話をしている
クッキーを険しい顔で食べている
なつかしいなつ ねそべったきみ
あきのこいびと どんぐりひろう
ふゆのたいやき まっかなほっぺ
はるめいていく きみがはためく