全部流してく 流れてく
感情 いのち モノ あたし
すべて止まる
無力さ

神の采配

もやがかかって目が見えなくなる
けど聴こえる泣いている音、気配

赤く光るカフェのライトが沈 ....
笑顔を作る 
今日も笑顔を作ります
どんどんつくる
何があっても
とりあえず
笑顔を作る
悔しくたって
みじめだって
傷ついたって
イライラしたって
笑顔を作る
ものすごい嘘つき ....
あたしは
きふるされて
くたくたになりすぎた
白地に青い花柄の
綿のぱじゃま

ひとめぼれされて
このおうちにやってきたわ

このひとと
ねむるときずうっといっしょ
かなしい夜さ ....
とても天気が良くて
気持ちいい風が吹いて
少し眼を細める光が射して

心を許せる友だちが数人いて
いつ聴いても飽きない音楽があって
偏見の目で見られても胸がときめくひとがいて

からだ ....
子供の夢を壊さないように
ビー玉は瓶の中で泳ぐけど
僕等が触れようとする時には
チリンと音を立てて断るんだ

自転車がベルを鳴らすみたいに
ビー玉は透明な道を通り
トンネルの先に出口があ ....
重たい過去の
荷物は降ろして

笑いあえれば
それがいい

ツイてないだとか、
そんな話しは
吹き抜けてゆく

うわさ好きの
風に流してしまい

肩ヒジ張らずに

ふたり ....
それでも少しでも
陽気でいようとした君
その痛みの響きが夜を震わせている

どこかから落ちる夢を見て
怯えて目をさました君
今からでも間に合うならば
この手を差しのべさせて欲しい

 ....
家に来たとき
まだ子供で
カメラに収まらないほど
暴れん坊で元気だった

ガゼルみたいに飛び跳ねて
片時もじっとしなかったっけ

じいちゃんが倒れた時
家族に知らせようと遠吠えした賢 ....
色々と、忘れて淀む

沢山の核心が稚樹のまま死んで土に還ってゆく
僕は毎日夢を見る

何もかもが分からない
自分が在るという事以外存在するものがない

人は僕を何と呼ぶのだろう
まと ....
妄想の中の幸福は形が丸く色は薔薇色?
薔薇色と言っても色々あるよなぁと思えば
考えるのが面倒になって 

もうそのことから幸福を一つまみ
外側に放り投げてしまっているような気がするから  ....
思えば私も今のあなたと同じ反抗期だったのね私もその「生んでくれなんて頼んでない」なんてお決まりの文句を母にそうあなたの祖母に投げつけた事があったわ母は泣きながら台所で料理を再開してた父に座れと促されて .... ​ドアを開けて微睡みに逃げ込む
光も眠っている夜中と朝の間に

環状線に揺られ運ばれる暮らしも
同じようにひたすら円を描いている

「生きる意味を探す旅」なんて特別じゃない
毎日を未来に ....
無とか
宇宙とか

安易な発語は
やめておこう

理とか
存在とか

わかっているつもりでも
それらは不可説
それらは手に余る

漠然として
都合のよい言葉だからこ ....
逃げ出したこどもを探している
裸のまま笑いころげ
つるりと石鹸みたいに


雨だからなに
宿題は帰ってから
しかめっ面の福笑い
わからないつまらない 
いいことなんていつも
子猫に ....
もっとゆっくり話しを
聴いてほしい

もっと心に耳をかたむけてほしい

押さえ付けて、黙らさないで
抹殺しないで、縛り付けないで

同じような目線で
かすかでもいいから

心の琴 ....
雨の音のくぐもり
かえるの声は少し哀しい
遺伝子を残すために
自分とは違う誰か
或いは
自分と同じ誰かが必要なんて
生きていくことは
素敵で
残酷だね
結ばれない糸は
螺旋を繋げず ....
暗い道を歩いていた

道端に三色すみれの咲く細い道

月は三日月 傾いて

笑って私を追いかけていたっけ?

その あしたへむかう真っ白な道を

未来へと至る  ....
激しい雨に降り込まれて
部屋の中でひっそり灯りをともす
君が生まれたときもこんな雨だったか
僕が死ぬときもこんな雨なのか
雨水は生きていて
都市に自然の生命を注ぎ続ける
君は雨が好きか
 ....
水たまりに映った樹々の緑を
雀の水浴びが千路に乱すように
残された幻を爪繰れば
言葉は石のラジオ

ハリエンジュに掛けられた巣
御し難い別個の生き物として
わたしから乖離したわたしの
 ....
どうして
あなたは私じゃないのに私のことを決めるんだろう
どうして
当たり前って言葉はジョーカーなんだろう
どうして
年数に勝てないんだろう

こたえはありますか
ききたくなる朝に
 ....
 自由。それは広大な草原を駆ける馬。
 自由。それは大海原を切り裂く帆船。
 ほんの少しの自由を得る為には
 愛されるより愛する者でいることだ。

 人生。それは成功と失敗。
 人生。 ....
ひとは弱い
だから強がる

ひとは弱い
だから逃げる

ひとは弱い
だから苦しむ

ひとは弱い
だから後悔する

ひとは弱い
だから涙する

ひとは弱い
だから歯を食い ....
もうすぐ日がめくれ
いくつか数えた頃
かの女はバラをたくさん落としてきたが
もうプロポーズされることがなくなったからと
時ごと綿毛に包んで
夏の来ない春に明け渡そうとしている

 ....
【ゼロの華】(鈴木 海飛様 発案の御題です )


からたちの木は 棘だらけ
それでも夏には まるく緑陰つくります
嶮しい棘が獣に怖れを与えることを止めません
冬には 雪に伏せらながら
 ....
まみさんのおすすめリスト(84)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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この夜の向こうへ- 塔野夏子自由詩3*18-7-1
ばあちゃんと犬- ガト自由詩6*18-6-30
無題- ◇レキ自由詩5*18-6-29
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雨が降らない空はない- 邦秋自由詩2*18-6-26
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母の声- 朧月自由詩218-6-16
創造~彩る者- ヒヤシン ...自由詩8*18-6-16
弱さ- HAL自由詩9*18-6-12
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ゼロの華- るるりら自由詩616-3-7

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