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底浅の透き通った水の流れが
昨日の雨で嵩を増して随分と濁っていた
川端に立ってバスを待ちながら
ぼくは水面に映った岸辺の草を見ていた
それはゆらゆらと揺れながら
黄土色の画布に黒く染みていた ....
夏
白い夏
思い出の夏
反射光
コンクリート
クラブ
ボックス
きみは バレーボール部だった
きみは輝いて
目にまぶしかった
並んで
腰かけた ぼく
ぼくは 柔道部だった
ぼ ....
昼に、近くのイオン・モールで
いつも使っているボールペンを買おうと思って
売り場に行ったら、1本もなかった。
MITSUBISHI UM-151 黒のゲルインク
ぼくの大好きなボールペ ....
ぼくが帰るとき
いつも停留所ひとつ抜かして
送ってくれたね。
バスがくるまで
ずっとベンチに腰かけて
ぼくたち、ふたりでいたね。
ぼくの手のなかの
きみの手のぬくもりを
いまでも
ぼ ....
アハッ
雨のなか、走ってきたよ
出された水をぐっと飲み込んで
プロポーズした
でもきみは
窓の外は目まぐるしく動いているから
せめてわたしたちはこのま ....
二〇一四年八月一日 「蜜の流れる青年たち」
屋敷のなかを蜜の流れる青年たちが立っていて、ぼくが通ると笑いかけてくる。頭のうえから蜜がしたたっていて、手に持ったガラスの器に蜜がたまっていて、ぼく ....
Giovanniさんの田中宏輔さんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
高野川
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田中宏輔
自由詩
21*
24-12-24
夏の思い出。
-
田中宏輔
自由詩
18+*
24-12-22
Ticket_To_Ride。
-
田中宏輔
自由詩
16*
24-3-2
糺の森。
-
田中宏輔
自由詩
18*
23-12-25
RAIN_SONG。
-
田中宏輔
自由詩
15*
23-4-3
詩の日めくり_二〇一四年八月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
15*
20-11-23
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