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会釈と定型のあいさつに
あとひとつ何か言って
少しだけ 少しだけ
つかえたしゃぼん玉を空に放ちたい

その話は地雷かなとか
ぜんぜん気の利いたことでもなくて
毒にも薬にもならないような
 ....
初めて贈った
お手紙には
何を書いたか今となっては
たぶん初めて化粧をしたときのような
恥ずかしさと酸っぱい胸の
はつ恋


それから何年もあと
さみしく笑うから
暗がりを求めて
 ....
紙を破いたら
鳴りやむことを知らない
何度も何度も波が
静脈から動脈に往復する

黄色の傘を置いて
小さな傘を置いて
歩いてきてしまった
わざと忘れてきてしまった

日常は全然ゆる ....
◇レキさんの唐草フウさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
胸のしゃぼん玉(初稿)- 唐草フウ自由詩17*25-8-27
淡く遠い- 唐草フウ自由詩9*25-2-15
こたえのない曇りの日に- 唐草フウ自由詩7*18-2-19

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