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{取消=[全長] 1万オーガズムの夜
歴史が証明している
ミツウロコは
ちびまる子に言わせても
いい言葉なんかなぁ?

久保がバズッてきたフィール
赤ちゃんにリバーヴかける
タナトス一 ....
いのちは
こころのかたすみで
ふるえながら狂っている
枯れた木が
記憶だけで
まだ水を吸い上げようと
こころみているように


まともなあんたは
ひびわれた ....
わたしの骨がぎくしゃくと、鳴る
肯定的な歌
1+1=人間じゃない

不恰好な日々のつまずき、こそ
しんしんと軋み泣く骨の{ルビ声音=こわね}、こそ
人間の調べ

すけるとんよ
ぎくし ....
灯台回転光
遠くを見ています
見えない人に
私はここですと

夜中に見つけて下さい
灯台回転光

星たちよりも
ずっと正確
気まぐれに
流れいく事もないから

少しずつで ....
マホガニーの卓上で喫する
ココアにもはや甘さが無い
食傷気味の男によってもたらされる
ひとつの清涼剤としての
装飾品への
空虚な安らぎのひと時
つねに持続する
怠ることが許されない日々
 ....
行きたい場所があると思う

過去の感情を大切にしたい
空洞になったとしても
続いてゆく所作に美しさがある

真夏でもひやりと冷たい樹皮のような
さめた しなりとした摘み心地は
暖かくな ....
光 熱 雲の峰 蝉時雨

夏は己の輪郭が
最も融けてしまいやすい季節
多感な者ほどたやすく
{ルビ変化=へんげ}する

少年も少女も
ふと天使になったり
ふと妖魔になったりする

 ....
あの日僕らは
夏をいっぱいに浴びながら歩いていた
中空を惑星のようにめぐる虹色の夏の果実を
気ままにもぎとっては
かじりながら歩いていた
ふと蝉の声が途絶えたとき
目の前に幕があらわれた
 ....
水の入ったコップ越しに見る文字はひっくり
返って見えるから、なんだか鏡を覗き込んで
いるみたいな気分、自分は写り込まない鏡の
中の世界。そこから見る液晶の中ではイワシ
の群れが方向転換する。ひ ....
いつか完成するだろうか
あばらの中のいくつかの空洞は
満たされて、微笑んで眠るだろうか

脂肪に埋もれる柔和な女になれるだろうか
昔は違ったのよ
と笑って言うことができるだろうか

抱 ....
みゆきちゃん、みゆきちゃん、一緒に帰ろう

おさげの髪を揺らして少女は誘う

茜色の夕日が窓から差し込み、教室のそれぞれを焼き付ける
饐えた色をした机や黒板にノスタルジィを香る歴史も経ていな ....
おかえりって名前の作家がいるんだけど
Twitterのアカウントはokaimhomeで
ただいまって言いたいからこの筆名にしたのかな
って思ったりした自分でおかえりって言える人は
いつでもただ ....
       1

東日本大震災・死者・行方不明者数
            二〇十二年三月十日(石巻日々新聞) 

死者 15854名
 宮城県 9512名 岩手県 4671名 福島 ....
ノーモア考える
どいつから先に死ぬんだ
町並みに妄想は広がって
明日見る夢に繋がった

地味な服が好き
地味な靴が好き
そんな僕は君が好き
人生最後の派手な遊びさ

どっから持 ....
古いマンションの空き部屋のような一室におれの生首がびっしりと並べられていた、そいつらはみんな生きていて床の上で首の付け根で座り、血走った目を見開いてなにごとかを叫んでいた、おれははじめそいつらがな .... {画像=170702213809.jpg}{画像=170702115037.jpg} びっくりするような方向に
シッコが飛んでいく

自分のチンコ状態を
よく確認しなかったために
皮にチン毛が挟まって
シッコの軌道を
変えてしまったからだ

下手をすると
隣の便器に ....
雨に囲まれた待合室に坐っている
だいぶ長いこといる気もするし
そうでない気もする
入ってくる人もいる
出てゆく人もいる
以前もここで
待っていたことがあるような気もするし
ないような気も ....
溶けてしまっても
あることにはかわりはない
のだけれど
にごってるほうかいい


いつの間に消えたように思える君のことも
空に、海に、



それは

ポカリスエット ....
美しい人だと思った
横顔の睫毛の巻き上がり
優しいハナの稜線
ちょこんと突き出た柔らかな唇

超つまらない現国の授業中は
いつもきみを見ていた
じっと
ずっと
きみを見ていた

 ....
なにもかもが闇に向かっている
そんな錯覚に陥ろうとも
肩で風を切って
足を大地に踏ん張って
今日もまた
蒼い月を眺め
叫びたい心を抑えつけて
口笛を吹いて誤魔化す
濁った雲がトグロを巻 ....
積んだ言い訳を一度崩してから
冷たい唇を太陽に向ける
折り重なるように君が手をかざすもんだから
鼻の頭が剥けたころ
ぼくたちは心臓の外で音楽をかき鳴らす

祈りも蔑みもくるくる回す指にから ....
こころのいこうとしてるばしょに
からだをつきあわせちゃだめだ
ひとがひっぱるばしょに
きもちをつきあわせちゃだめだ

わかってるこたえを
ただくりかえしちゃだめだ
そうなるようになっ ....
    空は冷たく 風を呼び
  隣家の庭木がさけんでいる
            当然
     わが家の裸木たちも
          まだまだ
      初夏は来てないと
     ....
固く結んだ風呂敷の結び目を
ほどこう

あなたの前でだけ

ちょっと時間がかかるけど
ゆっくり、丁寧に、ほどいて

ごろりと
中から閉じ込めたものが出る

重たい冷たい石
 ....
発つ朝に
白い燕の飛ぶ夢を見た
と君は云った
そして窓辺の水栽培の
青いヒアシンスを
はじめて見るもののように見つめていた

この季節が来ると
ことに青いヒアシンスを見ると
 ....
瞬きしない癇癪持ちの貴女が遅れて笑ららう
瞬きしない癇癪持ちの貴女が遅れて笑ららう

瞬きしない癇癪持ちの貴女が白く透き通る卵を一粒一粒数えて笑うように洗ららう

氷山の如く切り立つブラウス ....
氷の針が心臓に突き刺さって苦しいと思うとき 海から全ての海水が巻き上げられてぼくの口へ吸入器のように入れられるとき きっときみはひとつの歌を口ずさむ ひとつの祈りを口ずさむ、ひとつの海の駅名を口ずさむ .... 夜陰に
静けさの
微かに揺れ動く

ベッドを囲むカーテンから
白の色 剥がれ漂い出し

微かに振動する
静まり返った
四方空間に

彷徨い落ちゆく白の色の
帰着すべき基体の不在 ....
   
 生きたまま花の化石になりたい
 という少女がいて
 街は、霞のようにかすかに
 かそけく 輝いているのだった

 ちちははの眠るやわらかな記憶の棺たち
 少女は母似の瞼をとじた ....
5or6さんの自由詩おすすめリスト(79)
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