すべてのおすすめ
あたたかさもつめたさも失って星空が瞳を閉じる


流星になった君という言葉からはらはらと鱗粉が落ちる


太陽が瞬いて人知れず右手が夜を掴む


手紙が飛び交う、空みたいなイ ....
青いってくちにして街は海になる花びら泳ぐ彼方の岸を


まぶた濡らす緑雨は君に降りやまず海の果てに飛ぶ鳥を探す日


永遠に待ちぼうけです目を閉じて探して君の赤い夕焼け


いくたび ....
「わたくし」がいつもうるさい主語だから野花は咲いて名もなく揺れる

気をつけろ死の面さらす詩行から蒼い樹液がぽたぽた垂れて

紫陽花の枯れた姿は傷ましいさっさと首を落として欲しい

かくれ ....
よるのそこ すいぎんにおぼれ キスをした
(どうか、あいしすぎませんように。)


草原に降り立つ迷子のくじら雲
海にも空にも居場所がなかった


青、 青、 青、
過呼吸のような信 ....
葉月 祐さんの短歌おすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月には言葉がない- 水宮うみ短歌3*17-1-5
飛ぶ鳥を探す日- 石瀬琳々短歌14*16-11-21
廻る輪っか- 白島真短歌4*16-10-7
匿名ブルーバック- しろいろ短歌7*07-8-3

Home