すべてのおすすめ
あたたかさもつめたさも失って星空が瞳を閉じる
流星になった君という言葉からはらはらと鱗粉が落ちる
太陽が瞬いて人知れず右手が夜を掴む
手紙が飛び交う、空みたいなイ ....
青いってくちにして街は海になる花びら泳ぐ彼方の岸を
まぶた濡らす緑雨は君に降りやまず海の果てに飛ぶ鳥を探す日
永遠に待ちぼうけです目を閉じて探して君の赤い夕焼け
いくたび ....
「わたくし」がいつもうるさい主語だから野花は咲いて名もなく揺れる
気をつけろ死の面さらす詩行から蒼い樹液がぽたぽた垂れて
紫陽花の枯れた姿は傷ましいさっさと首を落として欲しい
かくれ ....
よるのそこ すいぎんにおぼれ キスをした
(どうか、あいしすぎませんように。)
草原に降り立つ迷子のくじら雲
海にも空にも居場所がなかった
青、 青、 青、
過呼吸のような信 ....