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風に靡く髪のように
たおやかな装いで
優雅な舞を演出する舞踏家のように
はらはらと落ちては舞い上がる、乙女

満月の照明を浴びて
きらきらと光り、芳香を漂わせながら
終演の華を咲かす
 ....
最終連は
とうに終わっていても
締められた言葉は
いっこうに完結するようすもなくて
視線は
空を漂う余韻の行き先を
見つめている

その時
一羽の冬燕が目の前を横切るも
地面に落ち ....
田中修子さんの長崎哲也さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
薄紅色の乙女は満月の夜に舞い散る- 長崎哲也自由詩2*17-4-15
最終連から始まる詩片のような残音- 長崎哲也自由詩20*17-2-28

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