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つまらない嘘、付き合うような
関係になりたく無いって
私言ったよね?
つまらない花束が目前
花に罪はない
あなたの罪の行方は何処
被害者面して
差し出すなら
こんな花束
今す ....
荒れ狂う波のように
激しい彼女が
今日は一言も発さずに
まつ毛を伏せた
この恐ろしくも静かな時間のどこに
荒波が潜むのか
鼓動は脈打ち
浅い息を繰り返す
瞳に宿る粒の気配が ....
春の日の雨みたいに
落ちたものを覚えている
隙間なく並ぶ群れを見た
背表紙の厚みに恋をしながら
引き摺り出して
また君の頬をなぞろう
この指先は
その為に生まれてきた