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夏の
最終回の後に
秋が始まる
あいまいな最終回に
さびしみと歌う



さびしさの
突端に
幸せの家を建てる
歌は
すこし手をふる



月の鏡に
思いを
映 ....
蜩の歌声
何万年昔のそれと
何万年後のそれは
変わらない歌声だろうか
愛の歌の

 ※ 蜩=ひぐらし。別名、かなかな。



濃い影を
つくる光は光か
光とは
導く存在では ....
今は今だ
私という今今という私
私が死んだら私の
今は今ではなくなり
過去の亡霊になる



今は 回り回って
すべての今とつながっている
五行歌を書いている今
宇宙の今
あ ....
私を
知るのは
誰もいない
と幽霊の私は思うけど
魂は私を知っている



星の
心音を
聴き
透けて青く光る
小鬼



水の記憶を
知る
葉の細胞は
光合 ....
生きるために
お歌を歌う
蜩の
いのちの
歌声

 ※ 蜩=ひぐらし。別名、かなかな。



私にとって詩とは
死を含んでいる生(せい)です。
詩とは例えば、
草むしりの草 ....
この魂という命を
つらぬく
心の光る風は
自由だ
思いは羽ばたく



これも運命 天の自由だ
繰り返される命は
繰り返されない命
魂という命
この宇宙に一つの命


 ....
蜩の
愛を歌う
いのちは
果てしない
星の光

 ※蜩=ひぐらし。別名、かなかな。



もう
いいよ

放てば満ちる
こころ



人を
思って
五行歌 ....
五月雨の
明けない
空から
ひとつぶ ひとつぶの
落ちる光

 ※五月雨=さみだれ



天の風に
吹かれている
このいのち
果てるまで
つらぬきとおす



 ....
銀河の岸で
七夕の日
小鬼の私は
手紙を書いた
ムーミンの切手を貼った
蜩の
歌は
どこかさびしいよ
愛と命を
歌うけれどさ

 ※ 蜩=ひぐらし。別名、かなかな。
欲が出て限が無いが
放てば
満ちる
と思い
自分をなぐさめる



不安がわいて限が無いが
放てば
満ちる
と思い
自分をなぐさめる



限が無いことばかりだが
 ....
一秒ずつ古くなっていく
と同時に新しくなっていく私
自らの光に
自らの闇を
照らされて
光る風に戦ぐ影を
みつめる
君は
遠い心音に
魂を澄ます

 ※ 戦ぐ=そよぐ



迷子の魂を
導いてくれる
君の円らな瞳は
深く澄んで
宙を宿す
こころとこころが
ただ在る
宇宙のなかの
この小さな星の上に
いろいろなこころ



私の
こころの終りには
ありがとうを
置いておく
その時に咲く花がある



 ....
大切な悲しみを
傷つけて
悲しくなる。
光る風は
美しいままなのに



見えないのに在る
そよ風は
光り
さびしいこころに
吹いて来る



のっぴきならない
 ....
光は
沈黙して
影も
沈黙するから
手を合わせる



闇の
しずかさに
ぽつんとちいさく
ひとつの光
脈動している



光合成をする
葉と
つながっているの ....
それほど
私の愛は深くは無いので
終わらせてやることは出来ません
ただ
魂のそばにあるだけ



ああ何故だ何故と今は
のっぴきならないことを問うのはやめよう
とんぼは頭をくりっ ....
小鬼の私は
バカなことも言うけれど、
銀河の岸で
青い小花を摘んでいます
あなたのために
私の罪は
私の罪に
ゆるされることはないのだから
私は私の
罪と生きていく



私は
私の罪を
お墓まで持っていく
私を待っている
お墓はただひっそりと



日 ....
私よ
出来ることを
楽しめよ
出来ることに
ありがとうさま



これで最後ではない
冬の置手紙の結晶は
ひらりひらりと舞う
いつか いえ
いずれ解ける雪国の雪


 ....
冬至過ぎれば
米粒一粒ずつ
日が長くなるよ
と祖母が言っていたという
冬を越すぞ



冬になる分
一日一日
春は近づくのだ
どの道
あったまる
大切な悲しみは
零れる光であり
いのちの傷です
静かさに「悲しい」
とつぶやくのです
それほど
私の愛は深くは無いので
終わらせてやることは出来ません。
ただ、魂のそばに在るだけ
それしか出来ません。

ああ何故だ
何故
と今は
のっぴきならないことを
問うのは止め ....
無知な私の闇に
月がてらてら光っていて
青白い私の横顔の
青白い縁は冴えかえり
ひとつの魂
ふるふるとふるえ
人のこころも分からない
故に
人のこころを思うが
ふるふるふるえるばかり ....
優しい
闇に
月一輪
聴こえて
魂はふるえる



自分
勝手

自分
月一輪めぐる



月一輪は
地上を
見ている
にこにこほほ笑み
私もにこにこ
ありがとう
空よ
私の至らない部分が
人のこころを傷つけてしまうのは
私が至らないからです。すると
みんなが至らないよ、と
空は
青ざめてくれる
空よ
ありがとう
いくつかの雲は  ....
静かに狂う
私を
認めつつ詩を
書いていたのであった
私は昔

こころの底に
流れていた
川の音を
ずっと聴いていた
生まれることが出来なかった私の子は
愛を知ることもなく
や ....

雨だれのリズムで
「晴天だけが良い天気とは限らない」
なんてぼんやりとつぶやいて
自室の窓の外へ目をやる

その人の人生を私が生きることはできないので
私は私の人生を生きるしかない。 ....
夏だなあ
うちわあおいで
麦茶飲む
四十九日も
静かに過ごす


{引用l=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
これは墓まで持って行く。
そういうひみつがひとつくらいあるのではなかろうか
わたしにはそれがある。
これは墓まで持って行く、と
目をつむり見つめる

ひみつを見つめたあとに
見あげた空は ....
本田憲嵩さんのこしごえさんおすすめリスト(61)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌_五首「大きな一つの_命」- こしごえ自由詩5*24-8-11
※五行歌_六首「闇があっての光」- こしごえ自由詩3*24-8-4
※五行歌_三首「今は今だ」- こしごえ自由詩2*24-8-3
※五行歌_三首「星の_心音を_聴き」- こしごえ自由詩5*24-7-28
※五行歌_五首「詩とは例えば、」- こしごえ自由詩8*24-7-24
※五行歌_五首「小鬼の私にほほ笑む_青い花の精霊と」- こしごえ自由詩8*24-7-22
※五行歌_三首「蜩も歌うよ」- こしごえ自由詩8*24-7-11
※五行歌_四首「果てるまで_つらぬきとおす」- こしごえ自由詩7*24-7-10
※五行歌「銀河の岸で_七夕の日」- こしごえ自由詩7*24-7-7
※五行歌「愛と命を_歌うけれどさ」- こしごえ自由詩6*24-6-30
※五行歌_六首「零の産声」- こしごえ自由詩9*24-6-21
※五行歌「と同時に新しくなっていく私」- こしごえ自由詩8*24-6-20
【映画「シン・ウルトラマン」と_米津玄師さんと_みんなへ_五 ...- こしごえ自由詩4*24-6-15
※五行歌_六首「ほほ笑む_いのちを持っている」- こしごえ自由詩7*24-6-3
※五行歌_六首「命ひとつ_生きるのみ」- こしごえ自由詩5*24-5-26
※五行歌_九首「傷が深ければ深いほど高くなるいのち」- こしごえ自由詩6*24-5-22
※【五行歌_四首「詩『とんぼの涙と今日の空』を五行歌に再構成 ...- こしごえ自由詩7*24-5-13
※五行歌「銀河の岸で_青い小花を摘んでいます_あなたのために ...- こしごえ自由詩8*24-5-8
※五行歌_六首「罪滅ぼしの道」- こしごえ自由詩5*24-5-7
※五行歌_三首「私よ_出来ることを_楽しめよ」- こしごえ自由詩6*24-4-17
※五行歌_二首「冬至過ぎれば米粒一粒ずつ日が長くなるよ」- こしごえ自由詩2*23-11-26
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とんぼの涙と今日の空- こしごえ自由詩7*23-11-4
返信- こしごえ自由詩3*23-10-29
※五行歌_三首「優しい_闇に_月一輪」- こしごえ自由詩3*23-10-29
失礼します- こしごえ自由詩11*23-10-24
未来の私の影- こしごえ自由詩6*23-10-8
誰か- こしごえ自由詩4*23-6-5
※これは五行歌です。- こしごえ自由詩2*21-12-5
どこかのここ- こしごえ自由詩7*21-9-6

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