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海月の
ほねを喰み
みずになる
こえを束ねて
輪郭を増す
つきの舟
波のくだける音が
燃えうつり
粟立つ
膚はひえる
仰向けに
こおりつく花の
かおりを
弔ってみ ....
花を踏んで地面に押し花を
つくりあげる
しろい脚ばかり順繰りに
刈り取っていましめ
白金色の湿原には
ゆらゆらと
あおい目のさかな
とうめいな躯
背骨と心臓
透かしてみずにと ....
あめはまたたくまに
ゆきをあみ
ふりしきるままの
しろさに
うもれたつちの
ぬくみから
さきひらくもの
その精彩、
たゆたういきの
まにまに
はててゆくひとひら
ひとひら ....
みつばちのささやかな羽音に
ひかりが絡まる
かけてはうだる夏のあかるみに
みせびらかした琥珀色
やわらかな土を踏みならし
踊ったあしもとに
すこやかな針をさしとおしては
はれあが ....
本田憲嵩さんのむぎのようこさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雪平線
-
むぎのよ ...
自由詩
6
18-1-3
菫野
-
むぎのよ ...
自由詩
14
17-12-24
融点
-
むぎのよ ...
自由詩
4
17-12-23
みついろの舟
-
むぎのよ ...
自由詩
8
17-8-17
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