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思い出は胸の奥でセピア色。
夏休みのドリルに溢した麦茶の色。
冷房消したら亡霊も消えた。
夏が終わると部屋が広く感じる。
冷蔵庫にお土産のマグネット、大群。
小さな磁力で日本各地から集まってきた。
端っこまでクリームの詰まったクリームパン。
そういう幸せが、君の人生に沢山ありますように。
夜半、防犯カメラの死角を縫って駆ける。
あの子のハートに火をつけにいく。
その命、もっと気楽に使ってみれば?
ちゃちなボールペンにでもなったつもりでさ。
「着の身着のまま、木の実のなる木の幹を登れ。」
そう3回唱えたら、まもなく出港の船に飛び乗っちゃえ。
乳歯が抜けて、AQCが生えました。
Aから始まってるので、品質は良さそうです。
五円玉に麻紐を通したペンダント。
母に馬鹿にされ、小さな家出、幼き夕方。
眠ってる奇跡を起こしに行こう。
笑っちゃうほど大きなシンバルを持って。
生命線の終点に爪で強く印をつける。
心の弱虫を追い払う、僕だけのおまじない。
一日の終わり、日めくりカレンダーをビリッと。
その紙を正方形に整えて、今日は今日の鶴を折る。
澄みきった青空のブルーシート。
傷ついた人々を雨ざらしから守って下さい。
緯線、経線、メロンパン。
惑星はベーカリーにて焼き上がる。
夏の便箋が余ったので、君にお手紙。
手渡しは照れるので、冷蔵庫の卵の辺りに。
なにも恐れず、ひょいと逆上がり。
宇宙飛行士になる夢、ひょいと叶う瞬間。
風は過去から未来へ吹いている。
風見鶏は昨日を振り返らない。
夏の輪っか、テーブルに2つ。
溶けたガラスコップの名残、2つ。
「行く」を「ゆく」と読んだ春。
僕は生まれ育った町を後にした。
キスのスタンプ。
君のお腹に試し押し。
小数点かと思ったら蟻だった。
3と10を砂糖と勘違いしたのかな。
天国へ回覧板を回しに行った人たち。
もちろん手ぶらで、もちろん色褪せたサンダルで。
君が可愛いだけで僕の一日は終わる。
あっという間に、あっという間もなく。
一旦、ザルにあげておきなよ。
生活に疲れたなら、旅に出たっていいよ。
ソフトクリームと化す雲の峰。
コーンは地平線の遥か下。
開けた勝手口へ涼風が届いた。
胡瓜と茄子のお礼にと、今朝早く。
しじみに砂を吐かせた。
僕もそろそろ白状しないといけない。
目が覚めたら夏だった。
覚えのないミサンガをしていた。
ひだかたけしさんのクーヘンさんおすすめリスト(88)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
麦茶- クーヘン自由詩5*19-10-10
亡霊- クーヘン自由詩7*19-10-9
マグネット- クーヘン自由詩5*19-10-8
クリームパン- クーヘン自由詩13*19-10-7
- クーヘン自由詩4*19-10-6
ちゃち- クーヘン自由詩4*19-10-5
- クーヘン自由詩1*19-10-3
AQC- クーヘン自由詩7*19-10-1
家出- クーヘン自由詩5*19-9-28
シンバル- クーヘン自由詩3*19-9-26
おまじない- クーヘン自由詩4*19-9-24
- クーヘン自由詩8*19-9-22
青空- クーヘン自由詩7*19-9-21
メロンパン- クーヘン自由詩5*19-9-18
お手紙- クーヘン自由詩2*19-9-17
ひょいと- クーヘン自由詩5*19-9-14
- クーヘン自由詩3*19-9-12
輪っか- クーヘン自由詩2*19-9-10
ゆく- クーヘン自由詩2*19-9-8
スタンプ- クーヘン自由詩6*19-9-7
- クーヘン自由詩2*19-9-5
回覧板- クーヘン自由詩4*19-9-1
一日- クーヘン自由詩5*19-8-30
ザル- クーヘン自由詩7*19-8-25
コーン- クーヘン自由詩1*19-8-24
お礼- クーヘン自由詩4*19-8-20
しじみ- クーヘン自由詩9*19-8-15
ミサンガ- クーヘン自由詩2*19-8-10

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