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白い薔薇 

悲しみ        揺れて

唇          噛みしめ

花びら        いちまい       落ちる


白い         恋人達

ロマンス  ....
幸福を冷やし
雪が降る
仕方のない生活に
ピリオドを打ち
この都会を出て行く

女は
唇を凍らせ
マッチをする
嫉妬の残り火で
恋の行方を占い
北へ行く
新しい恋が始まり
氷 ....
赤を零したハイビスカスが咲き乱れ
青空が真っ赤な太陽を主張させ
入道雲がやたら暴れ出す
波飛沫をあげて海にダイブすれば
熱帯の魚たちが肌をくすぐり
情熱のサンバ&ルンバで踊りながらバカンス
 ....
ただ、ただ淋しい島の夜に
波の音が煩く怒鳴っていた
雲は早い風に流され
様々な模様を作り
それを月光がやたら怪しく浮かび上がらせている

潮風で軋む扉の窓に潮がへばりつき
裸電球の下では ....
傷ついた心かばいながら
生きれば
さらに傷を受け

ダメージにダメージを食らう

心が痛み衰え果てる
叫んでも もがいても
癒されないだろう

ダメージにダメージを食らい

た ....
読んでいて癒される詩がある
読んでいて気づかされる詩がある
読んでいて心重たくなる詩がある
読んでいて心躍る詩もある

感銘を与えられ 
勇気を与えられ
楽しみが与えられる 

人間 ....
ガラスが割れるように
心が粉々になる

愛は機能することはない
黒い不穏の雲が覆う

よろけて座り込む私の心よ
全ての者に支配されて
安定を欠く日常
歌を奪い 喜びをうばう

や ....
南の窓から朝日が差し込んでくる
簡素な食卓 トーストとコーヒー

妻と私は向かい合い 何気ない会話をかわす
あたりまえの事に幸せを感じる

ふたり別れて暮らすこともあったけど
今は一つ屋 ....
難しいことはいいのだ

シンプルに

感じ ときめき

笑い 泣けばいい

難しいことはいいのだ

空を見上げ

青空にとけ込み

鳥になればいい

海に飛び込み

 ....
ビルの谷間から充血した月が昇る

繁華街のノイズは クラクションと欲望と金と罠

生まれたての女はマドンナを名乗り

男たちを虜にして魂を射抜く

作られた世界の路地裏は 闇のルートの ....
冷え切った世界

街も凍り 人も凍る

人の冬を往く人々を

闇が襲いかかる

虚ろな目に

走馬灯のように浮かぶのは
     
過ぎ去りし日々

横たわり 

瞼を ....
企業戦士

業績不振

過剰労働

問題蓄積

疲労困憊

飽和状態

戦意喪失

意欲減退

睡眠不足

キャパ超えて

              ....
色あせたポインセチアの様に

私の心もくすんでしまった

愛も 喜びも 感謝もなく

日々をやり過ごしている

禁欲主義に陥り何をしていても

罪悪感に苛まれる

神の恵みに目 ....
気のふさぐ冬の朝

落ちてゆく 堕ちてゆく

こころ ひとつ ふたつ

凍てつく川に浮かぶ悲しみは

思考を歪めながら笑った

冷たい風に吹かれても

答えは見つからない

 ....
オレンジの冬の色

暖炉の明かり

部屋照らし

ホットミルクの湯気白く

曇る窓に雪が舞う
朝霧の川面に白鳥が数羽 

水は緩やかに流れる

この世の絵の具では表現できぬ

この景色なり

ああ なんという世界

うたたかの夢

まどろみながら

さまよいながら
 ....
滑らかな肌に温かい指先
抱擁して温もりを感じあう

白い月が震えている

水が形を変えてゆくように
貴女の身も心もすり抜け
透明な感覚と喜びをえぐる

白い月が漂い揺れる

白い ....
北風が吹き荒む漁村には
荒れ果てた番屋があり

やせ細った野良猫が
廃船の置かれた船着き場をうろつき

誰も泊まることのない民宿では
年金暮らしの老夫婦が
息子の帰省を待ちわびている
 ....
クソ真面目に生きている己を笑う

滑稽すぎる己を笑う

この真面目が

己を殺し

己を生かしてきた

クソの付く真面目など

神様も嫌うであろう

クソなどトイレで流して ....
ビルの谷間に 転がるように のぼる満月
ひとりきり ひとりきり 旅するうちに
道を間違え 失った夢の数々
 
真夜中の 交差点を すれ違う人の群れ
嘘つき女が 札束を数えるエレベーター
拒 ....
すいすい

酔 酔

あなたに

酔すい

すいすい

酔 酔

おのれに

酔すい

しらふでいられぬ

このさがを

うらんでそうろう

よって

 ....
風を捕まえることはできない
元通りにならない風景が悲しい

乾いた青空にひび割れた枝先が伸び広がり
鳥たちが飛ばされ流されて行く

凍てつく川面に浮かぶ白鳥が餌を啄んでいるが
枯れすすき ....
あすなろう あすなろう

明日は檜木になろう

あすなろう あすはなろう

明日は理想の自分になろう

ずっとそう思っている

自由を求め続けている
汚れきったダイヤモンドを
土の中に隠し持って
ひたすら澄ましていた
ずっと澄ましていた
不自然な清らかな微笑みを
見抜かれぬよう
震えていた長い冬
誰かがきっと待っていたのだろう
無条 ....
暮れなずむ冬の街並みを
独り とぼとぼと歩いた

今日は暖かく風も吹いていない

写真家気取りで
街並みを切り取りながら行く

空の赤と青のコントラストの美
街の灯りと生活感の匂いの ....
夜が明ける

東の空を赤らめて

陽が昇る

誰も知らない一日が始まる

泣いたり 笑ったり 妬んだり 

喜んだり 怒ったり 微笑んだり

生きる 生活を営む

始まりの ....
赤い 紅い 赤い ポインセチアよ

俺の心を染めてくれ

赤く 紅く 赤く 染めてくれ

まるで炎の様に燃えている

心の奥底で燃えている

熱情の炎が揺れている

キリストの ....
金色の風に吹かれ茜色に染まる烏たち
柿の豊作は歓喜の狂気と乱舞
幾つもの奇跡と落胆と絶望の混沌
宇宙の膨張と永遠と破壊の予言
百年の平和の平凡を感謝せず悲哀
我らが自我のアンバランスと不調和 ....
まるで時が止まったようだ

少し酔っぱらって空を眺めている

今夜も雨模様・・・

  

私は何を求めているのか

何を求めていたのか

憧れを追い続け

何時かは理想に ....
堕天使の様に 煌めいている星達
悪魔の誘惑に騙されたイブよ
美しいものは 見たい 触りたい 食べたい

唇のラインが 幼い鼻先が 繊細過ぎる白い指が
きっと 夜空のイメージと同じはず
 
 ....
ひだかたけしさんの星丘涙さんおすすめリスト(136)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しろい- 星丘涙自由詩2*17-2-11
男と女- 星丘涙自由詩3*17-2-9
原色ワールド- 星丘涙自由詩2*17-2-7
島の空に浮かんでいた薄白い月- 星丘涙自由詩3*17-2-7
ダメージ- 星丘涙自由詩2*17-2-6
星屑- 星丘涙自由詩7*17-2-5
雷雨- 星丘涙自由詩3*17-2-4
朝食- 星丘涙自由詩5*17-2-4
ほほえみ- 星丘涙自由詩3*17-2-1
繁華街のノイズ- 星丘涙自由詩2*17-1-26
人の冬- 星丘涙自由詩2*17-1-24
燃え尽きる- 星丘涙自由詩1*17-1-20
色あせたポインセチア- 星丘涙自由詩3*17-1-19
待つ- 星丘涙自由詩5*17-1-18
冬の色- 星丘涙自由詩2*17-1-15
天路歴程- 星丘涙自由詩4*17-1-11
白い月- 星丘涙自由詩5*17-1-10
寂れた漁村- 星丘涙自由詩10*17-1-9
クソ真面目- 星丘涙自由詩3*17-1-9
満月の物語Ⅱ- 星丘涙自由詩6*17-1-8
酔すい- 星丘涙自由詩3*17-1-7
北風の道- 星丘涙自由詩5*17-1-5
あすなろう- 星丘涙自由詩3*17-1-3
死の中で生きる- 星丘涙自由詩5*16-12-28
冬の夕暮れ- 星丘涙自由詩4*16-12-20
陽が昇る(生きる)- 星丘涙自由詩6*16-11-23
燃えるポインセチア- 星丘涙自由詩1*16-11-13
赤子の産声の墓碑銘- 星丘涙自由詩2*16-10-29
生かされて・・・- 星丘涙自由詩5*16-9-24
夜空のイメージ- 星丘涙自由詩4*16-8-2

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