あなたの組み合わせた 手

こっちをじっと見つめる 眼

開いた口からこぼれるのは 言い訳

わたしを閉じこめておきたいだけ?



窓から空をのぞけば 魚




 ....
お揃いのザックストック登山靴 秋風やアイコ精神鑑定へ 明日に僕がいなくても
人々は出会い そして別れる

昨日からあなたがいなくても
僕は生きている 世界は時を止めない

今日が唐突に終わろうとも
きっとどこかに続きがあるのだろう
 
夜、虫のこえ

秋がそこにいた

でも、まだしまえない名残のTシャツ



 
ジプトーンの天井を見つめながら
病院のベットに横たわったブタは云った
俺には心臓が無いんだよ


看護師のマチ子はブタの脈をとった
どういうわけかしらね?
ブタはもう一度云っ ....
変わらず、
愛娘と手を繋いで歩いた
川沿いの遊歩道はあり
愛娘だけ不在となり
果てなく伸び行く

変わらず、
いずれ銀に光る川も遊歩道も消え
巨大な途方もなく巨大なチカラが
噴き上げ ....
社員旅行で
人が寝ようとしているときに
レジ袋をシャリシャリするな
シャリラー追放!
と言いたかった

電車の中で
人が本を読んでいるときに
レジ袋をシャリシャリするな
シャリラー追 ....
何か
   
大切な物が 欠けて
情緒が欠落している

月に
力を
借りただけ

魔力が落ちないように
ヒトを
食っただけ



だから どうした
ツノのないカブトムシには興味なしやけに激しい風が吹いてる カルピスを薄め薄めてもはや水やけに激しい風が吹いてる かなしみのほうに
かたむいていく白い朝は
つかみそこなった
ひなたちが
さかみちを
ころがりおちてゆく

いきさきは
とおい御国か

秋という字の
右耳に
火がともっている
 ....
何を言われても
どんな事をされても笑っている
悲しいけれどこぼれない涙
でも泣いている
若い父親は 汗で髪の毛が張り付いた子供の頭を撫でている
母親は 胸に抱いた汗まみれの子供を 一生懸命あやしている
車窓に青々と広がる田んぼに 草取りの白い長袖シャツと麦藁帽が流れ去る
当たり ....
トロイの木馬作戦が漏れているやけに激しい風が吹いてる 長かった髪をばっさり切った夜やけに激しい風が吹いてる 無職でも自称地球防衛隊やけに激しい風が吹いてる 嘘みたいに

ネコと遊ぶと
いつも私は
満たされるの

怒りや
悲しみが
原点に 戻ってゆく

生きてることも
いいなと思えるの

だから

大切なのは
言葉だけじゃな ....
自称詩が嫌いな理由の1番目は
出だしの2語を読むだけで
つまらないことが分かるからだ
例を上げると
「世界のはずれ」で始まる文章がある
世界にしたって
はずれにしたって
どんなバカでも
 ....
入れ墨者は
八丈帰りが
当たり前だった時代は
終わりを告げ
今や普通の人も
ファッションとして
入れるようになった
んな、分けねえだろ!
今だって
顔に毒蜘蛛の
入れ墨している
 ....
虫の鳴く夜は ベランダの
ガラス窓 半分ほども 開けまして
虫の声なぞ 聴きましょう

虫の鳴く夜は ワインなど
ちびり ちびりと 飲(や)りまして
虫の唄なぞ 聴きましょう

そ ....
ご飯をたべると、虫歯がずくずくと痛みます。
割れた歯の、その根元。
歯茎の奥にできたしこり。

女の人の肌を見ると、心がざわざわと毛羽立ちます。
誰にも言ってはいけないような、ぬめぬめとした ....
現実と
取引なんてしないよ

誰も 
何も

売り渡したりしない

魔物、吸血鬼、魔法使い

みんな
ここに居ていいよ

私の胸の中に   
最強の日には

誰も私を
夢から起こせない

日常に起きるすべてが
嘘みたいに葬られて

私は夢から目覚めない

だれもかれもが魔法の産物で
そして私は気にしない

いいじゃ ....
雨なら外を見たくない
優しい人なら会いたくない

時に多すぎる感情を
いい香りの紅茶で飲み干して

心の中に吹く風は
ふうっと長い息にして吐く

なんでもない
なんでもないよ

 ....
お前はいいヤツだ

そう言おうとすると
熱いものが
こみあげてきて

とうとう
言葉には ならなかった

世界中に
大声で叫びたいのに

その言葉は
深く胸に還り

暖か ....
 
まとわりつく夏の汗

行水で流せば

あとはキンキンに冷やした至福の一杯




 
すいません
ご指摘の通り
私のホームページは
インターネット検索で
「宮沢賢治 詩」と
入れれば出て来ます

小説「カネの又三郎」では
宮沢賢治になりきって
世相を批判しています
 ....
地球温暖化は
九十年代で終わったのです
対策が打たれて
温暖化は停止したのです
それでも地球がおかしいのは
地球が人間を見放して
冷淡化しているからです
西瓜の産地が
北上していく

夏が通り過ぎるのを
毎年スーパーで見かける

多分、今年最後の
西瓜を食べながら
高校野球の
決勝を見ていた

季節というのは
うまく出来ていて
 ....
ひさしさんのおすすめリスト(152)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ウオゾラ- ケルリ自由詩5*15-9-10
お揃いのザックストック登山靴- 北大路京 ...俳句515-9-9
秋風やアイコ精神鑑定へ- 北大路京 ...俳句215-9-9
明日に僕がいなくても- cidle自由詩115-9-8
Tシャツ- 殿上 童自由詩16*15-9-7
マチ子とブタと病室で- オダカズ ...自由詩4*15-9-6
不変進化(改訂)- たけし自由詩315-9-6
シャリラー追放- イオン自由詩2*15-9-6
BUSTER- ガト自由詩5*15-9-3
ツノのないカブトムシには興味なしやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌415-9-3
カルピスを薄め薄めてもはや水やけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌615-9-3
おとづれ- そらの珊 ...自由詩16*15-8-28
悲しみは- リィ自由詩2*15-8-28
Fanfare_for_the_Common_Man- 藤原絵理 ...自由詩6*15-8-27
トロイの木馬作戦が漏れているやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌515-8-27
長かった髪をばっさり切った夜やけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌415-8-27
無職でも自称地球防衛隊やけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌415-8-27
ノラ- ガト自由詩5*15-8-27
パンツの裂目- 花形新次自由詩215-8-26
入れ墨者- 花形新次自由詩115-8-26
秋色夜曲一_<虫の鳴く夜は>- 南無一自由詩515-8-26
大人の虫歯- 藤山 誠自由詩2*15-8-26
私に宿るもの- ガト自由詩4*15-8-26
Alchemist- ガト自由詩4*15-8-25
笑う街角- ガト自由詩17*15-8-25
告げない鳥- ガト自由詩3*15-8-25
一杯- 殿上 童自由詩15*15-8-24
宮沢賢治朗のホームページ- イオン自由詩3*15-8-23
地球冷淡化- イオン自由詩3*15-8-23
西瓜- ガト自由詩16*15-8-22

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6