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時計の針は西を向いてる

短い夏の航海

垂直なきみに水平な私

どこにもお出かけしなかったあの夏のラブソング

好きがないから隙

やらかした。4時間以上経つのにまだドキドキ ....
この町に置いてきた
一つの恋
今なら偶然だって分かる

物語の世界に生まれてたら
それは運命で
何度だって死ねたのに

別れを切り出して
取り消そうとして断られた赤い橋

卒 ....
空き地の段ボールハウスが
雨で溶けてる

Krispy Kremeの窓から
それを見てきみが言う

「17になったらあんな家に住むわ」
愛は幸せな夢 同窓会のたびに
あなたを探す

席に着いてからも
入口ばかり見てる

お酒を飲みすぎて
タクシーでホテルに帰る

ドアを開くと
カーテンが揺れてる

さっきまでここにいたの?
 ....
別れの手紙が届いて

窓ガラスの凍った朝に
きみは家を出る

食器も家具も置いて
チケットを握り締めて

雪の馬車に乗る


ここで変わるのね

未来から声がする
 ....
空から見るあなたの町は
海の青と畑の茶色い区画だった

あんなに焦がれた都会を離れて今は
子どもたちとツリーを飾ってる

温かいシチューを振る舞って
電飾を灯す

みなが眠り ....
赤いランドセルの少年が
右手に描いたピカチュウで
セイダカアワダチソウを抜く
外ではもう
クリスマスの鐘が鳴ってる

結婚したら新居を建てよう、と言われて
戸惑ってる

この世の中にあるもので
あなたの持ち物はあなただけよと
育てられて
まだそれを信じてる
 ....
太陽から逃げ
砂漠に夜が満ちる

疲れて眠る黒髪を
オアシスの女たちが
優しく梳き解いていく

男たちは横になったまま
闇を見つめて
その音を聞く

唇に夜気がふれ
女たちの頬 ....
優しくなったねと言われた

優しくなりたかったから
それでよかった

自分のターンがくれば
カードを引き、宣言して、マナを使い、10面体のサイコロを振る
ただそれだけ

悪にだってな ....
海鳥が

防波堤を飛んでる

釣り人も分け前もなかった

昨日の輪郭を追う
あなたはあなたに話しかける

でも言葉の意味がわからない

あなたは帰ってくる

でもあなたはいない



すべての本を読むために
あなたはすべての本を読んだ

すべての人生 ....
ガトさんのmizunomadokaさんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
devil's_left- mizunomadoka自由詩322-8-2
unrestrained_朝- mizunomadoka自由詩222-8-2
ドーナツ- mizunomadoka自由詩919-3-21
short_wake_and_long_sleep- mizunomadoka自由詩219-3-20
shallows- mizunomadoka自由詩819-3-11
叶わぬ恋のパティ- mizunomadoka自由詩1018-12-29
Merry_Christmas- mizunomadoka自由詩618-12-22
you_to- mizunomadoka自由詩118-11-15
flow_of_the_skin- mizunomadoka自由詩515-12-11
月は- mizunomadoka自由詩415-8-30
devoid_of_meteor- mizunomadoka自由詩115-8-18
指離崎- mizunomadoka自由詩215-7-5
and_you_forgot_it_all- mizunomadoka自由詩215-7-5

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