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ゆるゆると水平線を越えていく居眠りという舟にゆられて

カーテンに映す葉陰はモノトーン秋の陽射しはながながと伸び

世界が白く息をして私の眼鏡は優しく曇る

きのこと胎児の水分量 イコール ....
いつまでも幼虫でいる蝶々に自分重ねて渇きだす口 レトルトのインドカレーを五人前平らげて明日からダイエット 清潔なきみたちはやさ(し)い室より崩壊する青、月をふくむ

詩頭は魚をこがしあとくされある語は手にのこり失語前夜


誰か、次、撤収、並びかえられて幽閉された休日の部屋


 ....
ヒグラシの遠い呼び声暮れて行くひとりぼっちの道は遠くて

夕暮れの窓辺に寄って本を読む涼やかな風秋の足音

金色の庭でみつけた木漏れ日のスポットライト妖精の輪だよ

ひとりきり置いてきぼり ....
真夜中のグランドぽつり佇んで千本ノックしてる妄想 この路地のつながる先がどこなのか知るはずなのにわからなくなる

とちの実が落ちてきますと言うから手を繋いで走った

ほとんどがみどりの中にひとふたひら色素の薄いきみの熱情

内陸の町の夕陽 ....
五つ葉のクローバーなら要らないわ(女は少し嫌な顔して) 長き夜夢とはぐれし独り身の思ふ彼方に誰の寝るらむ

長き夜の闇埋める雨降りしきる木々の葉耐えて庭も眠らじ

長き夜待つは静かな夢なれどなぜ鳴り止まぬ不安の鼓動
ナ、ナ、ナナジュウキュウエン!救援を求ム。そうゆうことにしておくから


くるくるうシンケイスイジャクわたしのこきゅうはちきゅうをゆがめつつ

つつがあるちょこっとかじるチロルチ ....
みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある それぞれのはなしのはなしきまぐれにとり散らかしておりまして


鱗雲やきつきすぎて目からうろこくもって、そら、あきがきたらしく


まっさらなノートの白にたじろいでやれることすらで ....
待宵や
身を惜しむよに
あと一夜
曇るゆえなお
むね焦がれつつ

十五夜の
美しからん
雨のむこう
さぞやと思い
月も我が身も

欠けてなお
明かり降る降る
十六夜の
大 ....
便りにて
風が冷たくなりました
彼の人思う
夕暮れの日々


瞬くは
空一杯の一瞬と
よだかも光る
永久なる棺


良い人は
嘘をつかない母親の
声は遠くに
詩集を閉じる ....
なつとあきすきませますぎすきがなくだらけた暮らしすきをほしがる


さらさらときれいに流れない指がひっかかってひっかきもがくざらざら


タトタトと外ハネまわる半角で兼ねて ....
幸福は匙で掬ったアイスクリーム みつめていても溶けてしまう 眠れない夜の隙間にとけてゆく名前を呼んでカムパネルラ

エアコンと冷蔵庫の音が響きあうここが私の夜の帝国

土曜日の夜は長いと靴が鳴る行交う夜のラブソングたち

憧れた花の都の片隅で ....
流れ星今夜一つの夢が消え愛した酒に酔えなくなった ウクライナ撃墜ニュースで思い出し行方不明のあれを検索 何を待つ眠れぬ夏の夜の部屋エアコン喘ぎスマホは光る もやもやを















伝えたいんだ














 ....
死にたいと願うあなたに核兵器託して送る北京・上海

国内の不満分子を焚き付けて暴動煽る戦略外交
青白い闇に虫の音月夜の音広くて深い空を仰げば 朝起きて顔を洗って朝ご飯作って食べて今日がスタート

ブランコでどっちが高いか競い合う一番星に出逢える時間

初雪が平年よりも早く降る厚着姿が印象的な冬

部屋静か柱時計の音もなく一人暮ら ....
 .... 春は逝きじんわり熱いアスファルト飛び散るこころ集め汗かく 眠られずまるでわたくし自身とはぐれてしまつたやうな真夜中 あひ見てののちの心のうらぶれや
白妙の衣袖しぼりつつ
水色の液体出ると思ったら真逆の色で救急車呼ぶ 星が結んだ絵に

子は指を使い描く

それは何万年と

変わらぬイラスト
陽向さんの短歌おすすめリスト(36)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うとうと- そらの珊 ...短歌914-10-30
いつまでも幼虫でいる蝶々に自分重ねて渇きだす口- 北大路京 ...短歌414-10-8
レトルトのインドカレーを五人前平らげて明日からダイエット- 北大路京 ...短歌214-10-6
青が崩壊する。- 阿ト理恵短歌8*14-10-5
黄昏遊戯Ⅳ- 未有花短歌11*14-10-4
真夜中のグランドぽつり佇んで千本ノックしてる妄想- 北大路京 ...短歌114-10-3
もりおか- フユナ短歌714-9-26
五つ葉のクローバーなら要らないわ(女は少し嫌な顔して)- 北大路京 ...短歌214-9-26
長き夜_三首- 森川美咲短歌1*14-9-26
79円- 阿ト理恵短歌7*14-9-26
みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある- 北大路京 ...短歌414-9-18
さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋 - 阿ト理恵短歌7*14-9-16
十五夜_三首一連- 中原純乃短歌2*14-9-11
ランダム- 田園短歌514-8-31
その日、風鈴の割れる音をきいた_ - 阿ト理恵短歌7*14-8-25
アイスクリーム- はるな短歌614-8-8
短歌日記- 為平 澪短歌114-8-2
流れ星- 森川美咲短歌2*14-7-20
マレーシア短歌1- 花形新次短歌114-7-18
何をか待つ- 森川美咲短歌1*14-7-17
『ミスター・バナナフィッシュ日和氏』という題でもまぁ構わない ...- TAT短歌114-7-14
ぴーすふる短歌1- 花形新次短歌114-7-13
夏の魅力は夜にあり- Neutral短歌114-6-22
一人の時間- 夏川ゆう短歌114-6-16
_Where's_Waldo?- TAT短歌114-6-3
五月- 塩崎みあ ...短歌2*14-5-8
さまよう- 森川美咲短歌2*14-5-4
つれな- 織部桐二 ...短歌114-4-25
アンネ短歌2- 花形新次短歌214-3-1
「星と子」- 宇野康平短歌413-12-18

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