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足元の
靴ひもばかり気にしていたら
要らないものばかり
引きずって歩いていた

毎日
それを捨てる
ごみ箱ばかり探していたら
日々の営みを捨てそうになり
私は大きなためいきをついた
 ....
蜂蜜のような
とろりとした甘い眠りに
落ちる瞬間を感じたい
そう願いながら
毎夜布団に潜り込む

眠りの淵でゆうらゆうら
もう少しで
あと少しで
手が届きそう…なのに

まるで暗 ....
その手の中にある、幸せには気づかずに
自分の不幸を嘆いては愚かな事だと笑われる
それでも…
月の無い夜、不安に怯え
夜空を舞う、小鳥のように
見えない灯りを、探さずにはいれられない
あなたは悪くないよ
本当は、誰かにそう言って欲しいのに
私はずっと自分を責め続けている

自分が悪いと
自分を卑下し、貶めるのは
簡単だけれど
貶める度に身体は傷つき
心は摩耗する
 ....
川の底に揺らいでいる
藻のように
空気の流れに逆らわず、
その身を風に預ける

静かに息を吐き 吐き
お腹の中にある
心の中にある、
全てのものを吐ききる

空っぽ
身体中が空っ ....
案外簡単に時間は過ぎていくもの。
指の間から落ちる砂のごとく、
サラサラと風に流れていってしまう。

案外簡単に人の心は離れていくもの。
あんなに笑い転げ、燥いだのに、
まるで私の存在など ....
本当に欲しい物は、何故か手に入らない。
心から望んでいる事は、大抵実現しない。

けれどそれは、
生きるための大事な縁であり、
雨上がりの虹のように瑞々しい。
しかし同時に私をはね返す、冷 ....
佐白光さんの猫の耳さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ためいき- 猫の耳自由詩318-1-28
はちみつ- 猫の耳自由詩215-8-17
灯り- 猫の耳自由詩714-11-15
悪くないよ- 猫の耳自由詩314-7-30
空っぽ- 猫の耳自由詩414-7-23
取りこぼさないで- 猫の耳自由詩114-7-16
希望の定義- 猫の耳自由詩114-7-15

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