柚子1つだけの
ゆず風呂
ぽかん
どうやら
ネズミ達が
うちの工場に来ているらしい

斜向かいの廃工場が取り壊され
行き場を失ったんだろうか

当然のように仕掛けられる
数百個の粘着シートやトラップ
そして殺鼠剤
 ....
アイドルの水着写真を見るたびに君がゴメンと謝って夏 うんと小さいころは
好きだったのに

暗闇が怖くなったのは
いつだったのか

眠ると
二度と目が覚めないような
気がして

死ぬという事を考えると
恐ろしくて
毎晩 泣いていた ....
神様、俺に時間をくれ

あの娘へ手紙を書く時間をくれ

あの娘と見つめあう時間をくれ

あの娘を抱きしめる時間をくれ

俺の金と自由をすべてお前にくれてやる。

だから神様、あの娘 ....
  朝がきた
  薄ぐらいもやの向こうに
  金色の光が輪をかけている
  あなたが いつか その手のひらに
  汲んできた水は だいぶ前に
  何処かでこぼれてしまったけれど
  ....
そう、人は何らかの形でいってしまう
それならば
ひとりでいることに慣れておく方が楽なのだ

あのとき
二人は同じ夢を見たかもしれない

寂しさを褥(しとね)に

黄昏を枕にして

 ....
幼稚園の裏で
松ぼっくりを拾って
ままごとをした

トントントン
ジャージャージャー
カチャカチャカチャ

想像をして
創造をした

段ボール相手に
お芝居だってできる

 ....
生まれた日から神の計画はあったのだとして
生まれる前から神の計画の為に準備された人
時の時を経て夫々一人ひとりは生まれたのだ
としたら私の身体を貴方の為に肢体となって
お使い下さい私は何をすれ ....
俺には夢がある、もしその夢が叶ったら
会いたい人がいるんだ。
その人に会う為に自分の夢を叶えたいと思った。

馬鹿な夢だと笑ってくれ
蒼なき夜空に
星が散りばむ
手の平に星が墜ちたなら 左様
私の手が空になる

手の空いっぱいに
星が墜ちる
それは
瞬く間もなく
きらきらと
吸い込まれていく

私の
空に
 ....
星が結んだ絵に

子は指を使い描く

それは何万年と

変わらぬイラスト
あの空に降ったのは
雪だったか、雨だったか
それはもう遠い昔のこと

だれかと手を繋いで
河川敷で空を見ていた
ただ何となく見ているだけで
そこに鳥はいなかっ ....
消え去った過去に、流れ去った世に、幼子の瞳に映るモノは。 夢には
二種類あるみたいだ

現実から
逃げるための夢と
現実を、変えていく夢

僕は、
炬燵の中で微睡む
飼い猫のクロと一緒に

彼女はもう
十年以上も前 ....
当時、人類最古の化石として
発見されたと聞いた

ルーシー

空にはダイヤモンド

ルーシー、
大地は何色だった?

ルーシー、
神様に会った?

ルーシー、
世界はひとつ ....
僕がいるということは
何かが無いということ

つまり
僕の肌の色は三原色から
何かが欠けて表せる ようなこと

子供の時から
パレットで色を混ぜて描いていたじゃないか

三原色 ....
手を当て
手を差し伸べる
手をつなぎ
手を
お世辞に笑えば

世界は裂けて

お前は消えた
 この折り紙を広げたら
 思い出がひとつ
 消えていく

 ここは
 思い出の小部屋
 一日の最後に訪れて
 折り紙を一つ置いていく

 その日、私が
 過ごした時間が
 一つの ....
優しい言葉を書き殴る
恨みの滲むペン先で
心を繕う紙切れで
爛れた肌は隠せない

冷たい文字を書き流す
泉に溜まった涙から
紙を流れる心の小河
運ぶ落ち葉に ....
時を経て散り行く枯れ葉

地に落ちろうとする姿は

その間際まで心奪う様に

我を忘れる程の美しさを

見せ付けては舞い落ちる

少しの風にひらひら落ち

強い風にも優雅に落ち ....
グワシにもI LOVE YOUにも見える手話 幾度となく聴いたであろうか
淡い色の流れるメロディーに
様々な思い出が走馬灯の如く
回る風景はどこまでも優しい


幾度となく眺めたであろうか
淡い色の流れるメロディーを
木馬に乗り浮 ....
心惹く美しき余韻
冷えた心を温めて
次第に生温い波間
から波紋し緩やか
に抱いかれる余韻

この温もりが胸に
染み付いて時折は
高低の波に抱かれ
息を吹き返しては
再び三度の出会い ....
雨だれの音がする
ポトンと細い音と
ポトンと太い音が
落ちては弾け飛ぶ
耳元で囁く雨音よ
奏でよセレナーデ

雨だれの音を聴く
雨だれの音は虹色
耳を凝らし聴く度
七音音階に交 ....
織部桐二郎さんのおすすめリスト(56)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゆず風呂- 駒沢優希俳句213-12-21
今度生まれ変わるとき_僕はネズミになるから- ichirou自由詩6*13-12-21
アイドルの水着写真を見るたびに君がゴメンと謝って夏- 北大路京 ...短歌413-12-21
暗闇。- 駒沢優希自由詩313-12-21
時間- リィ自由詩213-12-20
むかしの歌- 草野春心自由詩913-12-20
予感。- 駒沢優希自由詩313-12-20
ごっご遊び。- 駒沢優希自由詩313-12-20
神は何を賜うたか・・・- tamami自由詩1713-12-19
- リィ自由詩513-12-19
星。- 駒沢優希自由詩513-12-19
「星と子」- 宇野康平短歌413-12-18
イノセント- 中山 マ ...自由詩113-12-17
「幻を想う」- 宇野康平短歌113-12-17
- まーつん自由詩13*13-12-17
ルーシー- 駒沢優希自由詩313-12-17
僕がいるということは何かが無いということ- ichirou自由詩4*13-12-14
手作業- 駒沢優希短歌213-12-14
「お世辞」- 宇野康平短歌213-12-13
日々、折り紙- まーつん自由詩9*13-12-6
鏡の前の詩人- まーつん自由詩6*13-11-20
落葉・・・- tamami自由詩913-11-18
グワシにもI_LOVE_YOUにも見える手話- 北大路京 ...川柳1313-11-17
風のメロディー・・・- tamami自由詩613-11-5
美しき余韻・・・- tamami自由詩513-11-3
気まぐれな雨だれ・・・- tamami自由詩413-10-5

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