ないものねだりでドクロのネクタイしている かげろうみたいに
日々は
嘘になるから
それなら
特別うすく
上等のにしよう
むこうがわが透けてみえるような
いつでもそれが
透けてみえるような 僕が君にかけた言葉に
足りなかったひとつまみの愛

投げやりになって疲れ果て
忙しくってもこれにまさるスパイスはないんだ

わすれちゃあいけないひとつまみの愛
ありあまるものでは替え　.... 顔面蒼白で立ち尽くす日があるなら
泣き崩れて動けなくなる日があるなら
嗚咽が止まらず突っ伏す日があるなら
痙攣してパニックして憎み恨みする日が

あるならば

記憶なんてなくなればいい。 雪だるまは旅に出たことにしました 知ったようなことを
ほざくのが
気持ちよくてね

その代償は
賢者からの軽蔑

ハイヒールの踵で　不意に
背中を蹴られるような気分さ

気の利いた冗談を
言えるようになりたいんだ　.... 大好きで大好きで　恋する気持ちが苦しい
苦しくて切なくて苦しい

（食事は喉を通る　食欲もある）

君に好かれたくてダイエット頑張る

（食事は喉を通る　食欲もある）

好きで好　.... これは
階段とはちがう

生きることは
死ぬこととにていても

あなたと生きることは
あなたと死ぬことじゃない

いつまでも嘘をついていて
思い出を忘れるような
悲しい解放を　.... 一年最初の性行為のことを
姫初めというのは
広く一般的であるが
雪忘れ村では
一年の最後
大晦日に
紅白をつけながら
する性行為を
姫くくりと呼んで
特別なものと考える

姫くく　.... 　
雨は平等に降りしきる

あなたにも、わたしにも、

だけど、わたしには傘がない



　 よくも毎年忘れもせずに
彼岸の頃に咲く花よ

お前は私が生まれる前から
そして私が死んだ後も
ずっと其処に花を咲かす
来る年も
来る年も
何事もなかったかのように

種を蒔いたわけでもなく
この日に　.... 手紙を書いた
何枚も便箋を使って
何度も鉛筆を削って
辞書も引いたし 有名な詩集だって見た

伝えたいことはたったひとつなのに
その一言が見つからなくて
どの言葉も足りなく　.... 秋のはじまりに
かなしいのかうれしいのか
ほっとしているのかわからずに
虫の音のまじる夜をあるきながら
みていたのは
夢でなくて
たぶんあなたでした そんなに汚れた動機なんていらない　そう思って動機を片っ端から捨てていったら　動機は全て消えてしまった　そんなに美しい結果なんていらない　そう思って結果を片っ端から捨てていったら　結果は全て消えてしまっ　.... 頭フリフリ
雨降り
ふらり

ウンウン頷き
運なく
うなる


星がキラキラ
気楽に
くらり

トントン拍子に
飛んでは
止まる


心コロコロ
転んで
懲　.... シロとクロの
誤魔化し切れない感情が
胸の奥を過る

シロとクロの
縞模様のウマの形が
意識の端を歩いている

草食系も肉食系も
一緒くたにして
懇ろに混ざり合わせたはずなのに　.... ヒトの形をしているのが奇跡と思える位
あまりにも小さくて柔らかかったあなたを
退院後初めてお風呂に入れた時
私の緊張が伝わったのか
あなたは火がついたように泣き叫んだ
以来あなたが極端に水を　.... えりがめくれてるのが気になって
めくれてるよ
と言ったけど
喉がかすれてこえがでない
声の出し方を忘れてしまった
と思って
咳をしてみたら
目に砂が入ったので
目を閉じたら
目が閉じ　.... 大妻女子大に入りたい
と言うより
入れたい・・・
違うな・・・入れられたい？

それはさておき
汗だくの女性って
二次元では
確かに非常に魅力的ですが
リアルでは
やはりオイニーを　.... つい先日
心に針を刺されました
誰かのふいの、一言を

昨日まではちっとも
痛まなかったのに
空気が全部抜けてしまったようで
今更ながらちくり、ちくりと
意地悪をしてきます
　.... ありがとうなんか、言えないよね。

言葉は言葉でしかないから
僕らは辞書よりも薄い一日の中で
７０億分の１の呼吸をする

図書館にいるときの本の匂い

蓄積された記憶しろく忘却を拒んで　.... サイコロの背中で描く旅の地図遠回りして宝を奪え 上目づかいに目薬さしてやる 唸りをあげる牛蛙に
鈴虫が息を潜めて
全休符を待っている

扇子を握りしめると
じわり
汗が手にかえってきて

適当に舗装された
あぜ道の輪郭がゆれて
溶け始めている

瞬間、　.... 死を拾う　空に斧振り上げたまま腹見せて転がっている

詩を拾う　弔いもなく涙なく乾いて虫の命逝く夏 からっぽをからっぽで埋めからっぽで蓋をしててもあふれるからっぽ

自転車に乗れない女の子さんのおすすめリスト（86）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
ないものねだりでドクロのネクタイしている	- 北大路京 ...	自由詩	1*	13-9-23
かげろうみたいに	- はるな	自由詩	2	13-9-21
ひとつまみの愛	- 梅昆布茶	自由詩	17	13-9-21
日記	- まきちぇ ...	自由詩	2	13-9-21
雪だるまは旅に出たことにしました	- 北大路京 ...	自由詩	12	13-9-21
馬鹿は嫌いですか	- まーつん	自由詩	10*	13-9-18
恋する気持ちが苦しい	- 北大路京 ...	自由詩	6	13-9-18
階段2	- はるな	自由詩	4	13-9-17
日本のエロ風習8__姫くくり	- 花形新次	自由詩	2+	13-9-17
雨	- 殿上　童	自由詩	33*	13-9-16
彼岸花	- hiroto22	携帯写真＋ ...	3*	13-9-15
手紙	- 凍湖	自由詩	3*	13-9-15
三角	- はるな	自由詩	4	13-9-6
twitter	- 葉leaf	自由詩	8	13-9-3
真なる夜	- シホ.N	自由詩	6	13-9-3
シマウマ	- nonya	自由詩	20*	13-8-31
あなたが初めて泳いだ夏	- 夏美かを ...	自由詩	34*	13-8-29
＿	- さいとう	自由詩	5	13-8-27
大妻女子大	- 花形新次	自由詩	1	13-8-27
私の中のふるさとで	- ニワコ	自由詩	5	13-8-27
東京スカイチ○コ	- にゃんし ...	自由詩	2	13-8-27
サイコロの背中で描く旅の地図遠回りして宝を奪え	- 北大路京 ...	短歌	1	13-8-27
上目づかいに目薬さしてやる	- 北大路京 ...	自由詩	5	13-8-27
スターマイン	- Seia	自由詩	6	13-8-25
蟷螂	- そらの珊 ...	短歌	17*	13-8-24
からっぽ	- はるな	短歌	9	13-8-16

---

1　2　3