蒼い閃

閃する刹那の連鎖を放つその身体

うねる弦に奏でられながら
時空を
   そして彼を見つめる数多の意識を
      うねらせ奏でてゆくその身体

クールで小粋で小 ....
愛されたいなんて 言えやしないや

だって僕は 愛なんて知らないし

愛ってあれだろ?
甘くて 切なくて 苦くて しょっぱくて くどくて どろどろで きらきらで 美味しいんだろ

 ....
仕事帰りにスーパーで きんぴらごぼうを買った
私はこのきんぴらごぼうを作ってくれた人を知らない
きんぴらごぼうを作ってくれた人も私を知らない
でも
きんぴらごぼうは美味しい

きんぴらごぼ ....
「激しい」の一言だけで表せないこの夏の雨滝のようだった

今はもう夏とは違う風が吹く秋の色彩含む雰囲気

約束の一時間前に来てしまい近くの店で珈琲二杯飲む

砂浜に描いた文字はすぐ消える短 ....
じょうりくさんは
てんしなので
みつぎものを
さしあげますと
いって
かしとか
あげたら
ほかのおとこと
ちちくりあう
かんけいを
やめて
こちらに
ほほえみかけて
くれる
 ....
ページをくる毎に
指先に宿る期待

ひとつ
またひとつと
言葉から漏れくる息遣いは
しなやかに強く
細部にまでわたる描写は
どこか温かい


あの物語を
まだ覚えてる

 ....
あたしが新年おめでとうと階段を登っていくと
洋ちゃんやみっちゃんが石になっていた

ふたつの石は
空けましておめでとう
と言いながらお年玉をくれた

お年玉袋の中から
ふたりより
も ....
ふかふかの クッションに
仔猫が ちょこん と 
座る みたいに

腕に 入らぬ ブレスを
無理に 押し込めず

指に ちょこん と
垂らしてみたら

可愛らしくて
うふふ と  ....
まぶたをおろし、からだをまるめ
柔らかな布団にくるまり
暗くて寒い夜だとしても
夢に落ちれば孤独さえ感じることはない
喧噪から離脱したひとびとは
みな子宮の思い出に還る 夜の間だけ
チャージした
ライブに行き
踊る
何かをし始める
動き出す
動き始める
動きを止める
苦しさは取れないが
前を向き始める暖かい日にはビールを飲み
女の子と朝まで抱き合った
疲れて明 ....
近頃めっきり夢が減ってきたので
巷の貘達は仕方なく
現実を食べるようになりました

現実を食べるようになって
貘達は急に怒りっぽくなったり
不機嫌になったり
涙ぐむようになりました

 ....
まるで
インフルエンザのように
「かゆみ」が感染したらどうなるか

人々は怠惰になり
からだをかきむしり
涙を流し
苦悩する

そして
争いがなくなる

こんな神様の罰が下 ....
月光のレマンの湖吐息ひとつ 汽車に乗って世界を見てみよう

真っ直ぐに回り道をせず

だけど近道をしないで走って行く

汽車はレールから外れる事なく進む

ふと外を見たら、人が道を歩いていた

その足どりは遅 ....
秋の風で、降り注ぐ。




















 ....
夜はごうごう
手足はしろく
わたしを売って
あなたを買おう

頭のないロボットが
あざやかなシュートを放つ
鍛えぬかれた一秒が
光ることなく埋葬された
ダメダメだけど
駄目なりに
ダメ人生にて
駄文を連ねる

ウンウンうなって
運悪くとも
ウンとうなずき
運命を負う

生きながらえて
流れて
名が付き

生きなおそ ....
           猫だけを置いて
           家人が出かけてしまうと
           猫は人になると飼い主は言う

電話が鳴る
猫は眠っている

電話が鳴っている
 ....
おまえが飢で苦しむなら、私の腕を喰らうがいい
おまえが怒りで狂うなら、私の足を喰らうがいい
おまえが生きんが為にすがるなら、私の胸肉を喰らうがいい

ただ首はやめておけ
頸動脈は切るな、心臓 ....
画面上の葬式

あいつは別れ際

手を振り泣いていた
名もなき歌を歌うことで事足りる
長閑な時代は終わりを告げた

誰もが知る歌で鼓舞することしか
求められていないことに気付く

シンプルな世界
分かりあえる世界

得体の知れぬ重圧に
 ....
今夜は笑えないから
そっちには行かない
眠るよ
彼の不安を思って

今夜は行けない
眠るよ
彼女の怒りを受け止めて
あなたはもう自由なのだ

または
きっと 
最初から
あなたは自由だったのかもしれない

私も
愛してるって
言うよ

何ひとつも
差し出してあげらないっていうのに

限られた時間の中で
カラスが道端で死んでいました
カラスはカラスのままで横たわっていました

そうやって
カラスはカラスのままで朽ちてゆくのでしょう

落ち葉が
カラスの上にも
ふっていました

カラ ....
あなたはそれから日記を書かなくなって、たぶん唇はかわいている。
テレビは消音のまま点けっぱなしになっているから、部屋のなかの光と音のバランスは悪い。視覚的な喧噪と、それを拒否する沈黙。でもカーテ ....
漂流する部屋
流れていく 体
あれは誰だろう
失われた心は
それ自体の中で僕の体を
きっと手にした
自分の体を
見つめている 掌で
冷たい夜の匂い

波にゆれる月

夜風が髪をすくいとり
遊びながらさよならを言う

空と海の隙間

扉はいつ開くのだろうか

月が映るのを確かめるように
何度もあなたの体温を奪 ....
 
この雨ときたら、どうだろう

わたしたちときたら、どうだろう

ねぇ、どうだろう



 
長野県小諸の
非公認ゆるキャラだが
青い舌がチョロチョロ出たり入ったり
好きな食べ物の設定が
腐肉だったりして
ゆるいどころか
子ども達は一歩も近づかない
ベリーハードキャラである
自転車に乗れない女の子さんのおすすめリスト(86)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Dancer_on_the_Edge- 塔野夏子自由詩5*14-1-17
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あなたの語る物語- keigo自由詩514-1-5
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香ばしい_におい- 藤鈴呼自由詩2*14-1-5
眠る- 四角い丸自由詩513-12-29
声_13年前- コバーン自由詩413-12-27
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共感- ichirou自由詩6*13-12-24
Ich_weinte…- 織部桐二 ...俳句213-12-23
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散々、だ。- 世江自由詩213-12-22
テレビ- はるな自由詩913-12-21
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コスモロジー- 駒沢優希自由詩213-12-9
落ち葉の季節- 朧月自由詩613-12-9
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ゆらぎ- 暗闇れも ...自由詩313-11-28
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