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街中にびょうきが付いてるみたいだし僕らは誰にも触れちゃいけない
別々のテレビにむかって別々のゲームをしてるねみんながみんな
ポストから溢れるチラシの花びらがただ眩しくて祝福ごっこ
....
手に提げたビニール袋がどちらかといえば私を連れて帰った
差す光、降る雨、その底の底でまだ這いずって生きているのだ
がんばって外れてみたら無視された散布図内の点の瞬き
近づけば新たに何か見えるので何かがそこにあることにする
なら君の体に吸い込まれてゆくうどんのようにそうなのだろう
ここにこう、こんな形で生まれると誰も選べはしなかった街
尖らせた鉛筆を突き立てるべき肉体がまだあるんだよなあ
王のいる地方から来た珍しい種として記載されるのだろう
帰る家は夫の独身部屋のままゆえに迷い猫のような日日
蝉たちの歌を覚えぬ朝が来て夫の書棚にサキを見つける
厨房はわが城というわが夫にわかってほしいのサルモネラ菌
夫はいまチ ....
真夜中に発光している緑、緑 あの日の電話ボックスはどこ?
信号機変わる直前走り出す少年少女のような青空
古本屋に眠り続ける文庫本 赤子のきみが手にとる日まで
いやらし ....
ヒョウ柄のブラジャーすれば少しだけ強い女になれちゃうのです
キャミソール細い肩紐に見せかけて女の紐はほんとは太い
ふわもこが恋しい季節になりましてしーんと冷えた足のゆびさき
てぶくろ ....
草野大悟2さんの短歌おすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
オトナノクニ
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しろいろ
短歌
4
21-10-9
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いる
短歌
1
21-9-12
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いる
短歌
1
21-6-5
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-
いる
短歌
1
21-5-30
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いる
短歌
2
21-5-27
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いる
短歌
1
21-5-26
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-
いる
短歌
1
21-5-22
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-
いる
短歌
1
21-5-20
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-
いる
短歌
2
21-5-18
「夫の居る風景である厨房の片隅にだけ描かれる吾」_七首
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もっぷ
短歌
11
17-12-6
きみから奪う
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本木はじ ...
短歌
4*
14-10-11
ベッドでは香水だけをつけるなど、一生縁のない日々のつれづれ
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そらの珊 ...
短歌
19*
14-10-11